パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

突っ走った一ヶ月(前半)

2018-06-02 05:00:38 | リロ&ルー:幼稚園へ行く
 4月中旬、
空手での様子から、ある種の「気付き」に至った私・・・。

事情を説明しながら、
「発達性協調運動障害を疑っているのですが、
 こういった相談は何処へしたら良いでしょう?」
・・・と園長先生に相談をしました。

「え?何それ?
 う~ん。私が思い当たる限りでは保健センターかなぁ。」
・・・と言う事で、保健センターに即電話。

市が発行する「子育てガイド」に載っていた相談枠なのか、
個別に手配をして下さったのか、
発達相談の予約を直ぐに取って下さり、
愛教大の臨床心理士さんと、未来課の職員さん、
園長先生、主任先生、私、リロ、・・・の6人が、幼稚園に集合。
面談をして頂きました。


 日頃、困っていることを含め、相談内容の用紙を事前にお渡ししていましたが、
臨床心理士さんには、沢山話しを聞いて頂き、アドバイスと励ましを沢山頂きました。

結論としては、
「協調性運動障害以前に、発達障害(自閉症スペクトラム)」だろう・・・と。

発達障害を疑っていた時期もありました。
療育に通っていたくらいですから。

でも、この一年(何度確認しても)、
幼稚園から問題を指摘された事はありませんでしたし、
すっかり、「年相応かな・・・」という想いに傾いていました。


   自閉症・・・なるほど。

文字だけ見ると、
「自分に閉じこもる症状」・・・と勘違いしますが、
そうではなく、私なりの説明をするとしたら、
「独特の世界観を持った症状」・・・とでも言いましょうか。

行動の特徴もいくつかあります。

だた、
項目が全て当てはまる子もいれば、数個の子もいます。
そして、
その項目の特徴が、かなり強い子もいれば、弱い子もいます。

私もそうですが、
先生(保育士)レベルでも、よぼど目に余らない限り、
それらには気が付かない様です。

一昔前までは、「個性」として捉えられていましたし、
実際、「個性」であることの方が多いからかもしれません。

昔付き合いのあった「熱烈養護教諭」の友達は、
「人間は、誰しも障害を持っている。
 例えば、僕の様に人並み以上に"背が低い”というのも障害。
 頭が良いくせに、性格が悪いというのも、障害。
 基本的に、完璧な人間はいないんだよ。」
・・・と言っていました。

ここまで、「障害ありき」という感覚があれば別ですが、
個性と障害の線引きは難しく、
一般的には、「私は健常。あなたもだよね?」・・・という社会なので、
この時期の最終判断は、児童精神科の診断に委ねられる様です。

「私は医者ではないので、診断は下せません。
 こちらにリストアップした児童精神科で予約を取り、診断を受けて下さい。
 混んでいて、直ぐには診て貰えないかもしれませんが、まず受診をして下さい。」


 翌日、
臨床心理士さんから、勧められた病院へ電話をすると・・・

「新規の方ですか? すみません、現在8ヶ月から9ヶ月待ちなのですが・・・。」 と。

   それじゃぁ、一年待ちじゃん!

もう、ビックリするやら、焦るやら。

衝撃の指摘を受け、
救いの医者は一年待ち。

この頃が、一番落ち込んでいましたし、焦っていたと思います。

「名古屋で支援学級の先生をしている友達」
・・・のアドバイスや情報には、随分助けられました。

そして、
「医者がダメなら療育復活じゃ!!!」・・・と、立ち上がり、
手続きに忙しい日々を送り、なんとなく平常を取り戻して行きました。



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