Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

小説と映像

2018年08月20日 | 読書
小説「満願」の中から3話連続でテレビ化したのを見ました。

作者の文章表現や読者の想像をも裏切らないように映像化するのは大変でしょうし、
1時間という制限の中での映像表現は、難しいと思います。

当然ながら脚本、配役によっても成功度は違って来るのでしょね。
読者は、どのように演じられているのか興味津々で観て楽しんでます。

これまでに映画化された物語の中で、「なぁに?!」と残念に思ったのは(ごめんなさい)、
ハリーポッターの第1作目「賢者の石」。

でも、その後はCGも上手に加わり完成度も高く、小説と同じ位に楽しみました。

反対に、映像も小説に負けない位大変良かったのは、山崎豊子の「大地の子」。
二十数年前にNHKでテレビドラマ化された日中共同制作のものです。

中国残留孤児の半生を描いた物語ですが、主人公を演じた俳優の「川上隆也」と
中国人俳優「朱旭」の演技は素晴らしいものでした。

「川上隆也」という男優をまったく知らなくて、流暢な中国語で演じていくので、
中国人だろうか?と疑問に思うほど私の中では謎の俳優でした。
本当に心地よい、優しい音楽のような中国語の話しかたでした。

「大地の子」も長編でしたが、2度読みしました。

2、3年前に読んだ住野よる作「君の膵臓を食べたい」の映画も
昨夜、テレビで見ました。
              

小説とは少し変えた脚本で始まり、終わりましたが楽しめました。