Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

直木賞

2021年07月16日 | 読書
今日は、小雨時々晴れ時々曇り。 少し風がある中、図書館に予約本を受け取りに。
その途中にある幼稚園の前で、大きなひまわりが天にそびえて花を咲かせていました。
まるで王様のように。
          
最近、小さな「ひまわり」はよく見掛けるのですが、こんなに大きな「ひまわり」を
見るのは随分久し振りで、遠い子どもの頃のひまわりが目の前に現れたようでした。

昨日は「芥川賞」、「直木賞」の発表の日でした。

直木賞の「佐藤 究」さんの「テスカトリポカ」は、5月2日に図書館予約しているの
ですが、いまだに・・・どうやら3週間後に受け取りできるようです。 
直木賞受賞前みたかった。
「古代アステカ文明」から現代に繋がるストーリーが描かれているようで、「メキシコ
世界遺産」を旅したこともあり、たいへん興味を持ちました。(メキシコ旅行へリンク

もう1人、『星落ちて、なお』の「澤田瞳子」さんは歴史を専門に小説を書かれる若い
作家がおられるのは新聞紙上で知っていましたが、近くの大学で公開講座があるという
ので3,4年前に出席したことがあります。
その時、既に「中山義秀文学賞」「新田次郎文学賞」等を受賞されていましたが、講演
を聞いても、この人は今後いろいろといい仕事をされるだろうなという印象を持ちました。

講演で説明されていましたが、歴史は古代になる程、資料が少なく論文等も一応目を通す
が、何でもないような資料の端々で見つかる「おやっ」と思う事柄がヒントになって、
それを自分の想像力で拡げていくのが醍醐味とのこと。
なる程、歴史小説の面白さを作るポイントは、作家のそういう着眼点で決まっていくのか
と納得しました。 
今後、尚一層の飛躍が嘱望される作家の1人に間違いないと感じました。


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