コロナのニュースが多くなってきました。
現時点で分かっていることを長崎大学高度感染症研究センターの森内浩幸医師が解説しています。
”新型コロナ変異株「KP.3」感染拡大へ 毒性は?症状は?対策は?”
7/19(金) NBC長崎放送
■新型コロナウイルスの「KP.3株」とはどんなウイルス?
現時点で分かっていることを長崎大学高度感染症研究センターの森内浩幸医師が解説しています。
”新型コロナ変異株「KP.3」感染拡大へ 毒性は?症状は?対策は?”
7/19(金) NBC長崎放送
■新型コロナウイルスの「KP.3株」とはどんなウイルス?
・いま流行している『KP.3』は、オミクロン株という大きなグループの中での変異が続いていて、『BA.2』の子孫の子孫がさらに変異したもの。
■すでにゲノムの1%が変異した
■すでにゲノムの1%が変異した
・人とチンパンジーのゲノムの違いが1%。《種の違い》がある程の変異が既に起きた。
・インフルエンザでも他の風邪ウイルスでも同じ。一度かかれば終生免疫のできる「はしか」や「水疱瘡」のような病気とは違って、いわゆる風邪のウイルスは何度もかかる。
■「KP.3株」毒性や感染力は?
・生き残るウイルスは必ず他のウイルスに比べて感染が広がりやすくなっている。
・ウイルス自体の『病原性』『毒性』は従来株と極端な違いはない。
病状はウイルスの特性より、その人がどういう免疫状態、体調にあるか、基礎疾患はどうであるかなどの組み合わせによって変わってくる。
■熱中症との区別はつきにくい?
・このウイルスは3密の中で広がりやすい。冷房をつけると換気をする機会が減る。その中で人から人へのウイルスの伝播は起こりやすくなっている。《換気》も《熱中症対策》も大事なのでそのバランスが難しい。
■感染対策はこれまで通りでいいのか?
・換気がすごく大事だということもわかっているので、換気がそんなに良くはない中で過ごすときはマスクをちゃんとつけるなどが必要。
■ワクチンは打つべきなのか?
・今のワクチンは、あくまでも重症化のリスクのある人を守るためのワクチンに変わった。
・インフルエンザのワクチンと考え方はほとんど同じ。65歳以上であるとか基礎疾患を持っている場合に使いましょうと変わってきている。
・後遺症を防ぎたいという場合はワクチン接種は意義。
■今後の感染の波は?
・少なくともこの夏の間、感染がどんどん広がっていくこと自体は間違いない。
久しぶりに注意喚起されました。
■感染対策はこれまで通りでいいのか?
・換気がすごく大事だということもわかっているので、換気がそんなに良くはない中で過ごすときはマスクをちゃんとつけるなどが必要。
■ワクチンは打つべきなのか?
・今のワクチンは、あくまでも重症化のリスクのある人を守るためのワクチンに変わった。
・インフルエンザのワクチンと考え方はほとんど同じ。65歳以上であるとか基礎疾患を持っている場合に使いましょうと変わってきている。
・後遺症を防ぎたいという場合はワクチン接種は意義。
■今後の感染の波は?
・少なくともこの夏の間、感染がどんどん広がっていくこと自体は間違いない。
久しぶりに注意喚起されました。
換気に注意して、必要ならマスクを心がけましょう。