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逆さ門松

2025-01-05 | おでかけ情報
十日戎の注目は、西宮戎の巨大マグロです。神戸市の東部市場の組合がマグロとタイを奉納、その大きさからマグロが本殿に入らず、拝殿前に姿を見せることになります。参拝者は賽銭を投げ入れる代わりに硬貨を貼り付けてお祈りをします。


正月の境内も人出は多く、列をなして拝殿前に進みます。
その左右に竹が2本立っています。その竹に松が逆さに括りつけてあります。






逆さ門松の由来
当社の門前町では、古くより十日えびすの宵宮 の九日の夜、各家の門口に立ててある門松の枝を 逆さにつけかえ、静かに神様をお迎えする風習が ありました。昔の「門松」は、枝葉の着いた大きな 斎竹に松を盛り添えて造られており、通りがせま くなる程であったといわれております。この為、 この夜えびす様が神馬にお乗りになって市中を巡 行されるのに、松の葉があたっては大変、と云 うことで、この様にしたと伝えられています。 当社では、えびす様に対する氏子の優しい心を伝 えるべく、逆さ門松の伝統を復興し、参拝の皆様 をお迎えしております。
また、現在も宵えびすの深夜、神職は神門を閉ざ して忌籠を行い、十日午前四時十日えびす大祭を 厳修、午前六時に開門神事、福男選びを行ってい ます。
西宮神社