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“人流データ”の活用例

2025-01-15 | mobile
スマートフォンの位置情報ビッグデータによる“人流データ”が近年、様々な分野において注目されている。


スマホ位置情報ビッグデータで人々の動きを可視化
“人流データ”から現実世界の今が見えてくる

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1648399.html#fig03_l.jpg
スマートフォンを介して位置情報を収集する代表的なものとしては、
1. 携帯電話基地局との交信情報
2. スマートフォンのGPSの位置情報
3. Wi-Fiの接続情報
4. ビーコンの接続情報

ポイ活アプリ「トリマ」[*1]のユーザーから許可を得て取得した位置情報ビッグデータをもとに生成された人流データを活用する取り組み


・「トリマ」では、インストール時にユーザーに対して位置情報へのアクセスを許可するかどうかの確認が行われるとともに、アプリから収集した位置情報の利用に関する規約が表。
・この許諾を得たユーザーの位置情報データがビッグデータとしてクラウドに蓄積。

・データの中身は、スマートフォンの位置情報(緯度・経度)およびアプリが各端末へ固有に割り当てたID、移動手段(滞在中/歩行/ランニング/自転車/車両)、方向、移動中か停止中かの判定、取得時刻、速度など。
・これらの要素をカンマで区切って1行に並べたものを“1レコード”とし、
・こうしたレコードを1ユーザーごとに数百~数千行にわたって時系列に並べたものが位置情報ビッグデータのローデータ(生データ)。
・日本全国のユーザーから取得されるレコードは1日あたり10億件、総移動距離は約1億2000万km、地球約3000周分に上るといわれている。

活用事例として、

「街歩きインデックス」

ジオテクノロジーズが2024年5月、街のウォーカビリティを測定する指標を東京大学・麗澤大学の研究者と共同開発


人流データをもとに、最短経路を歩く道は±0、最短経路なのに歩かない道は-1、遠回りだが歩く道は+1としてスコア化して集計。


この手法により、「歩かれている道」(左)と「そうでない道」(右)の比較が容易にでき、街づくりなどの様々な利用につながるということです。



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