昨年の8月に倒れた父は県立中央病院(高田)を振り出しに糸魚川総合病院そして黒部温泉病院と入退院をしてきた。
今回近くの「おおさわの里」に空きができたので取り急ぎ入所することとなった。
相当進んでいた痴呆症はここにきて少し落ち着いてきた。週2回の温泉療養が効いたのかカサカサ肌も治っていたが体重は少し減ったようだ。
4月に完成、6月に古い病院から移ったばかりの新しい病院であった。看護スタッフも若い。
幸せ者の父はストラクチャーで退院する時もスタッフ皆に送ってもらった。
今度入所する「おおさわの里」は自宅から約6km程のところで診療所も(建て替え工事中)すぐ隣にある。
スタッフも顔見知りの人が多い。
行ってみて驚いたが中学校の用務員をしていた頃の生徒だとかカメラ屋の若奥様とか娘の同級生とか良いも悪いも気心の知れた人たちに囲まれて新生活が始まった。
入所手続きにサインする様式が沢山で閉口した。住所に名前を書いたり印を逆さに押したりと慣れないひと仕事は大変であった。
とにかく近くの老人ホームに入所することができて一安心だ。