断熱の性能アップと施工費用のコストダウン交渉により
内部発砲断熱吹き付けが可能となり、大きな吹き抜けも
設計の中に取り込んでも寒さの心配をあまり心配する
事もなくなり、部屋の広がりと開放感を作るには吹き抜けは
有効に働く。
U邸 T邸
I邸 S邸
Y邸 K邸
吹き抜けの中から楽しみが生まれ、1階と2階の声が
届くようになり、顔を覗く事が出来。
仕草の中にかわいらしさが出て
笑顔が生まれるようなそんな生活が出来る空間で有って欲しい。
その敷地の形状を生かす建物に仕立てる。
変形敷地により、三角のキッチンが出来上がり、普通は使いにくい
三角形を有効に生かしてパントリ-に。
キッチン用品は多くの小物があり、少しのスペ-スが有れば納まってしおまう。
広く深い引き出しの中より、棚にして壁に並べる方が分かりやすく使いやすい。
狭い棚でいい、スパイスなぞは7㌢の棚板で十分で缶詰は10㌢もあれば並べられる。
食器は食器棚でなければ、と言う概念を捨て、パントリ-の中に収納すればいい。
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2階 の一部を屋根にし、そこから光を1階に取り込む
便利のいい市街地は建物が密集し、無理に大きな窓を取ると
プライバシ-の問題も発生する場合がある。
太陽の光も大切だが、守らなければならないものもある。
風が通り、明るい家に出来れば、太陽の光は外にでて当たればいい。
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こじんまりとした可愛い家が出来れば住む人も楽しくなるだろう。
早速情報を集め、その中に気に入った土地がい物件あり
昨日は2回目の確認に出向いた。
借景は申し分無し、海までの高低は20メ-トル程度だろうか?
早速プランを描きたくなった。
1時間程でプランが出来、とりあえず自分が住むとすれば
こんな家に住みたい・・と考えながら描く。
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(↑)・・全て海を眺められる部屋
圧巻は浴室・・海の上に月が出て、その光の反射は一本の線と
なって、浴室の開口に映し出される。
月明かりで風呂に入るのもいいかもしれない。
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(↑)道路面から見れば平屋、台風の折障害物が無いため
風はまともに建物が受けることになる。
その為、屋根の勾配は極力ゆるくし、寝室は地階にに作る方がいい。
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(↑)地階はプライベ-トル-ム、波の音を聞きながら
車の騒音もなく、安眠出来ることだろう。
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居間、食堂は約27帖、キッチンを入れれば30帖は越える。
8メ-トルの大空間を作ることで、海の広さに負けない
景色を取り込むことが出来、夜の漁り火が窓の中に浮かぶ
一日の疲れを癒すのは、こんな風景にとけ込めれば幸せかもしれない。
予算はどのように組まれ、建物金額が決まっていくのか?
クライアントからその仕組みや、その経過ははかり知る事は出来ず、
見積書の金額が出された時、思惑を超えているか、予測の中に納まっているかが分かり、どのように予算が出されたかは結果説明となる。
予算算出は、積算をする人により金額は変わり、その人の建築知識と経験によってもその金額はかわってくる。
積算をする側は利益を優先し、余裕をもって金額を入れ自ら、原価で積算し出来るだけ安い家を造ろうとは、施工業者の立場では考えず、出来るだけ利益を残そうと考えるのが施工業者の立場であり、そこで雇われている積算者個人の出す金額は、責任も考え安全圏の中で決められる。
基本的に、積算書の金額の見極めは、施工業者が決められず、あくまでも業者は出来るだけ余裕のある施工金額で受注したいと考えるのが普通であって、最初から安い金額で請負をとは考えない。
施工業者にとっては、設計施工が基本で、出来るだけ第三者の関わりを避け、クライアントと一対一で交渉を進めたいと考える。
第三者の介入がなければ予算のやり取りがスムーズに進み、施工業者のペースで事が運ぶ為、無理をしない、手間のかからないところで金額が決まり、工事に入っても楽に進めることが出来るからだ。
以前収めた建物で、家具工事の積算額を250万円かかると予算組みがあり、私の予算は150万円ほどはかかるだろうとは想定し図面を書いたが、思惑と出てきた予算の開きが100万円となった。
かぐ本数は10点を超え、数からすればそんなものなんだろうが、私の中では、クライアントの予算を考えると、150万円が家具予算の限度だとも考えていた。
そこで、施工業者に対し、家具業者と直接交渉することを了解してもらい、家具業者を呼び、木取りから始まって、一つ一つの家具の製作手間賃、塗装費用を仕訳し、煮詰まった金額は130万円となったことがある。
もし、250万円の予算がそのまま通っていたなら、施工業者に120万円の利益が残ったのかと考えれば、そうでもなく、それなりの家具が出来、それなりの利益を業者は残しただろう。
130万円になったから、品質が落ちたかと言うと、決して落ちることはなく、納得の行く家具となった。
では・・その差額の120万円の価値は何処に行ったのか?
そこが、工事の不可解なところであって、積算金額は、それぞれの立場の意識の中で120万円は無駄にもなり、有効にもなる。
例えば、250万円の予算を、130万円まで調整し、再度その調整された内容に120万円の予算を注ぎ込めば、立派な家具が出来ることは確かなことだが、出た予算を修正する事無く認めてしまえば、それなりの家具しか出来ないだろう。
新政権に替わり国が無駄の削減に手をつけはじめた。
資本主義の中に置いて 金を集める側では必ずよからぬ事を考えだす
「やから」が現れ、その連中が組織をつくり、仲間を増やし私服を肥やす。
それが正にいまの官僚社会の中で行われており、国民の税金を自分達の為にプールし、各組織にばらまき、老後と自分達の家族の為にせっせと蓄えている。
役人の中にも本当に国民の為にと考え一生懸命尽くしている人間も少なくは無いはずだが、霞ヶ関に入所し、財産を増やし、あぶく銭にまみれてやろうと考える新卒者はいないはず、しかし人間腐りきった環境の中で居ると、清い心も泥にまみれ、知らず知らずよからぬ方向へと意識は変わり、真面目に働いているのが馬鹿らしくなり、楽に生きてやろうと言う思いに変わってくるのだろう。
国を動かし、組織を動かし、人の為に使命感をもって働くか、或いは
自分の得手勝手で非常を非常と思わず、正義感を捨て去り、民を思わず自分の事だけを考え、私利私欲に身を置くかは、その人の意識であり、私たち国民は、その「やから」の連中を見極め、排除するため国会に有能な議員を送り込まなければ今の日本を変えることは出来ない。
大きな無駄は国にあり、また”小さな無駄”・・しかし個人レベルにとってはそれは大きな無駄があり、住まいづくりの中にも、その無駄はいっぱいある。
その無駄にさえ気付かず要求されるまま支払い、中身が分かっていない為、人に任せ信頼を言い訳にし、自分に言い聞かせ納得させている。
官僚達の欲の中身が、戦後60年以上も経過し、やっとその事に気がついたが、私達が直接それに手を下す事は出来ない。
しかし、個人の財産を守る為には、手段を考えれば改善することが出来、わからないまま無駄とは気付かず高額な家を買わない方法を自分で直接選ぶことが出来る筈。
100円の物は100円でしか買わない。
それが本当に100円なのか見極める手段を考え取り組まなければ、
原価100円のものを、150円で買ってしまっても気付かず、疑問さえ起きないところに大きな無駄が潜んでいることに気付くべきなのだろう。
良いものを安く届ける、これがマネージメントする役割で、流通を簡略化しコストを抑えたり、或いは無印商品で品質のしっかりしたものを見極め、それを提供するといったようなつまり、目利きも兼ね備えた役割が、一つあり、これらは流通している商品に共通して言えるが、建築は一つのプロジェクトとして動かし、机上から現場へと物づくりを動かす。
つまり、机上で書いた形を、現場で動かし、そこで矛盾する事柄が発生した場合、経験と優先順位と、価格とを考えながら方向性を指示し、財産を守りながら物づくりを進める役目、・・・プロジェクマネージャーの役目を担う。
良いものを安く届けるために、完成された商品を届けるのと違い、そこには苦労があり、葛藤もある。
建物の事や、予算の事も考え、お施主様と喧嘩腰で向き合わなければならない事もあり、アイデアも要求され、時には概念を捨て去り、使い道を一から考え直さなければならないときもある。
今回、N様との出会いから・・最終家作りが完成する時まで、ブログを通じ私たちの仕事と、私が考えている「行き着く先」を理解していただきたく、「私たちの目指すもの」を・・シリーズとして書いていきたいと思っています。
この、N邸現場のブログと、このシリーズの記事をリンクさせながら、且つブログ本文に、N様の生の声も入れて行ければと考えております。
総工費2億円の改修工事が始まり、着工は10月中旬にはなる予定ではあるが、工事に先駆け、今、予算調整を行っている。
住宅の費用と違って桁が違ってくるが、基本的な考え方は一緒のはずではあるが、理解に苦しむ結果が出るのは一体何故に?・・と頭の中が混乱する。
例えば、屋根工事見積もり金額1、400万円が交渉の結果最終決定金額700万円で50%オフとなる。
ならば、この見積もり金額は一体何を根拠に出されたものかと疑う。
家具工事も500万必要だと業者は見込んでいるが、どう考えても300万円以下で治まるはす、それを証明するためにこちらで家具の納まりを考え、木取りを行い、手間を出し実行予算を組み上げなければ業者も納得しないだろう。
金額交渉はここまでしなければ本当の金額は出てこない、根拠もなく安くしろと言うだけの交渉は交渉とは言えず、単なる値引きとなり、業者が職人に対し、強引に値引きを行えば結果的に商品の品質が守られず、予算に合わせるだけの結果となる。
金額を調整する上において、必要なことは職人も生活していく上で利益を出さないと生活が成り立って行かなくなり、発注側もそのことを考えながら査定していかなければならない。
施工する立場は、私たちの立場とは違い、とにかく予算を合わすのが最優先であり、それが監督の使命でもあるため、どこか余裕の無い所で無理を承知で実行予算を決めていかなければならない。
私自身、過去に8年間現場に出た事があるが、いいものを残したいと言う思いと裏腹に、利益を残し短期間で工事を終わらせる事が現場監督に要求される為、施工業者の社員としては非常にならざるを得ない。
特に住宅の場合、一人の監督が何軒かの工事を見なければならず、一つの工事をじっくり考え、工夫をするといったような余裕はなく、下請けまかせの場合もあり、私たちの立場と、現場監督の立場は大きく変わってくる。
そんな中、現場監督が目の届かないところを、誰かがカバーしなければ工夫は生まれず、良いものも出来ない為、設計者の立場でありながら、下請けに対しても、施工業者に対しても、安く収める方法が無いものかと考え、職人と打ち合わせ、現場監督と協議し、職種の枠を超えた中で、よりいいものを残す為努力を惜しまず進めて行かなければならない。
二月に土地から始まったN邸、5月から始まった高石市Y邸、おばあちゃんが体調を壊され元気になられるまで中断していたY邸も、おばあちゃんも元気になられ、動き出した。
プランも決まり、実施設計に入って今月中には図面も完成し、見積もり依頼が出来るまでになる筈。
大阪築85年の耐震補強とリホ-ム工事も今月いっぱいで完成。
和歌山D邸は、建て替え工事は完了し、既存建物の断熱工事と内装のリホ~ム工事が始まる。
10月から、施設の大規模リホ-ムとエコ仕様の改修工事総工費2億円のプロジェクトが着工する。
これだけの不景気の中、仕事が動いている事はありがたく思い、出来る限りの努力で良い建物を残せるよう、依頼者に感謝の意味も込め進めなければならない。
おごること無く、我々に課せられた使命を再認識し、クライアントの立場にたって、物づくりを考えていかなければならないと考えている。
階段下収納
建物には収納が必要になり、住ほどに物は増え、減ることは無く、プラン段階で収納の意識を持って考えないと、収納は置き去りにされ、後に収納の少なさに驚き、あわててプランを組み直すことさえある。
この収納は
階段の下
多くのおとぎ話が詰まった
夢の物語
の
置き場
・
階段下にもぐり
夢の国へ
子供の頃
母が読んでくれた物語
その物語を
子供等に伝える
夢の置き場所
仮称”住まいづくり塾”名前はともかく、住まいづくりを考えている人達の役に立ちたいと言うより、正しい選択をして後悔のない住まいづくりをして頂きたいと思う気持ちが強く、住まいをと考ている人達が気軽に相談できるシステムが無いため、仕方なく建築のプロと建て主が交渉をしなければならない為、分からないまま進んで行かなければならない。
敷居が高いからとか、高く付くのじゃないかとかの不安もあり、結局相談にも行けず、何が正しいのか、高いのか安いのかも分からないまま、業者から促されるまま契約をし、希望する殆どが、予算を理由に叶えられず、我慢の中で住まいづくりを終えてしまった人は決して少なくない。
今後、不況の中に置いて建て替えを諦め、リフォ-ムをと考える人が増える事は確実で、リホ-ム業界の中においても多くの業者が存在し、その業者の中には、専門知識を持たない人が看板を挙げ、消費者から見ればプロだと思ってしまい依頼をし結局信じられない施工をされ、損害賠償を弁護しに依頼する例も増加している。
消費者保護の法律が強化されたとはいえ、殆どは法律では守られず、知識の無さで業者を信頼せざるをえず、悪質とは言えなくとも信じられない金額を請求されている場合もある。
これからは消費者ももっと賢い選択をしなければこの不況の中、出来るだけ無駄な資金を使わないよう見極め支払っていかなければならない。
今、築10年程度のリフォ-ム工事を検討しているが、断熱を強化し、国土交通省の助成金やエコポイントにも適合しそれ以上の性能を持つ家にと考え施工業者と仕様の検討をしているが、断熱サッシにするため、既存の窓の室内側に付け二重のサッシを入れる商品は各サッシメ-カ-にその商品はあるが、サッシが二重のため、使い勝手も悪く、内部の綺麗さも損なわれる為、
真空ガラスを使えないかと業者に相談したところ、「真空サッシを使ったこと無いですが、多分高くて使えないでしょう」との返事が返ってきたが、どれほど高いのか日本で一社しかない真空ガラスを扱っているメ-カ-に問い合わせ、サンプルを送ってもらい調べた所、断熱ペア-ガラスと比べ約4倍の金額となる事が分かったが、ガラスだけを比較すれば高いが、サッシ全体で考えればそんなに高くは無いことが分かってきた。
真空ガラスは、ガラスの中に何もなく、理屈から考えれば熱戦以外は熱を通さない事になり、断熱効果は二重サッシよりも高くなる筈だと考え、業者に二重サッシと比較し予算的にどちらが高く付くのか検討させている。
このようにして、一つの疑問や可能性を考えることにより、住まいの良し悪しは変わり、予算も全体から考えることで単品の比較では高く付いても、手間が安く付けば、性能を向上させ結果的に安く綺麗に仕上がる場合もある。
このようにして一つの可能性は一般の消費者から提案される事は少なく、
もしその提案がされたとしても、「高いですよ、普通のペア-ガラスの4倍もしますから」と言われただけで諦めてしまうだろう。
かねてより考えていた”住まいづくり 塾”をそろそろ実行に移したいと思っている。
この不況の中、日本経済も低迷し、収入の目減りもあり、税金の負担も増え、
いつリストラされるかも分からない不安定の中に置いて、私達が考えなければならないのは、如何に無駄を無くし稼いだお金を有効に使うかがこれからもっと考えなければならない時代であることは言うまでもなく、気付かないところに無駄は有り、知らなかった所に無駄はある事を知るべき時。
日本も、今日まで 資金が不足すれば国際を発行し、無駄を無くす事を考えず、霞ヶ関の連中が甘い汁を吸ってる事さえ気付かず、今や800兆円もの借金を築きあげてしまっている。
この天文学的金額は我々の世代では返済不可能であることは間違いはなく、子の世代、孫の世代まで、この負の遺産を引き継がす事となるのだろう。
消費税は必ず引き上げられ、年収は延びず、今後は今までの意識では事は進まなくなり、掘り下げて考えなければ結局無駄の多い高い物を買ってしまうことになってしまい、主婦が半額の食材を買い求め、節約しても、結果的に”焼け石に水”となってしまう事にそろそろ気付き、意識を変えなければ無駄は無くならない。
私は37年間 建築界に身を置き、その中で何時も感じていた事は、「何で日本の住宅はこんなに高いのだろう?」と・・・・。
過去、構造計算事務所、設計事務所、現場監督・・・と多くの経験をした中で、建設業界の中身も知り、ハウスメ-カ-の体質も分かり、その経験を生かし、今後鋭利目的を考えない立場で、皆様の住まいづくりをサポ-ト出来る場が作れればと思って来た。
この日本経済が行き詰まり、我々国民に負担を強いられる時代となった今、
私達の生活の中に置いても、無駄を無くす手立てを考えなければと思い、
皆様が、「住まいづくり」 を考える中で、選択ミスをしない為に役立てて頂ければと思っている。
具体的に、どのような方法で”住まいづくり 塾”を動かせばいいのか思案中ですが、皆様のご意見があれば、コメントをお書き添え頂ければと思っています。
暑い夏が始まる。
特養老人ホ-ム改修工事、高石Y邸立て替え工事、N邸新築工事、F邸リフォ-ムそれぞれのプランが決まり、本設計図があと1ケ月で完了し、その後は予算を出し見積書との格闘が始まる。
総金額の大きな建物は、大きな金額が圧縮出来、小さな建物は小さく動く。 それぞれに思惑の予算があり、その予算にも限界があり、望む物には限界が無くその金額と要望を同時に満たしながら、限界まで予算を調整していかなければならない。
施工業者を呼び、方法を考え、家具屋を呼び納まりを考えながら 手間のかからない組み方を工夫しながら、材料を拾い出し、手間を読み、利益も考え1個の家具の金額を算出し、
家具職人が納得できる金額に詰めていく。
予算が少ないからという理由で 建物の性能は落とすことはせず、高断熱、高気密の建物は提供したいと思っている。
夏に涼しく、冬は暖かい家を造りたい。
高断熱で創り上げた家は、無暖房であっても外が0度で、室温16度の快適温度にまで作ることが出来、ランニングコストも落ち、住み続ける先では、安い家を作った事になる。
住まいを考えている人達は、ここまでの高断熱を作れるとは思っていないようで
何処の業者で建てても あまり違いが無いと思っているのか、或いはその断熱意識が低いのか、気にする人が少ないようだ。
高気密、高断熱、自然素材、遊び心の有る家・・・・そんなゆとりのある住まいが出来るとは思っていないのか、或いは考えがそこまで及ばないのか?
関わる業者でその提案は大きく違い、求めないならそのまま提案せずまとめてしまう業者もいるだろうし、設計者が建てたい家を描いてしまう設計者も存在する為、依頼者は、
しっかりと自分の作りたい家を考えまとめておかなければならなくなる。
施工業者、設計事務所、設計コンサルタントはそれぞれに違った役割を持ち、それぞれに長所もあり短所もあるが、見極めなければならないのは、家を建てようと思っている、依頼者の思いにある。
何処に依頼しても 家は出来るだろうが、出来上がった家は 依頼するところにより大きく違ってくる事も理解しなければならないだろう。
その他 公開ブログ及び写真集は ”檀建築コンサルタント”で検索してください。
ネット検索 yahoo or goo どちらでも検索出来ます。
住まいづくりを進める前に考えなければならないこと、事前に決めておかなければならないことがあるが、ウインド-ショッピングさながら出向き、自分が作りたい家が分からないまま、夢を吹き込まれ、進まされてしまう。
納得のいく住まいを造るには どうすれば一番良いのか考えて頂きたいと
訴えたいが、出会う人にしかその話が伝えられないもどかしさがある。
家を建てようと考える人全てが共通した願いを持っている筈。
居心地の良い家を造ること。
・
出来るだけ多くの要望を満たすこと。
・
使い勝手のいい家にすること。
・
冬暖かく、夏涼しい家であること。
・
楽しみながら家を造ること。
・
予算に見合った品質にすること。
・
無駄のない予算で造ること。
・
並べればきりがなく、これら全てが 建てる人の要望とし持っている
願望ではあるが、
・
えてして、その想いが届かない場合があり、我慢を強いられ、
本当に我慢しなければならない案件なのかも分からず、
受け入れるしか術がない。
昨日、お客様が訪れ、このような話しになり、例を挙げて家づくりの
取り組み方をお話したなかに、
大根5本1000円・・・の話しをしたのだった。
実に分かりやすい話しだと思い何時もこの話を聞いて頂いている。
・
・
「例えば」からこの話は始まり。
・
・
ご主人が道路を走っていて、無人販売で大根5本1000円に目がとまり、
たまには奥様が喜んだ顔を見たいと、車を止め
「5本も入って1000円は安い!」と
美味しそうな大根を手にする。
・
昨今、ランチを食べても1000円はかかり、
たばこ3個買えば1000円となる、
それに比べ、大根5本もあれば、おでんが出来、
煮染めも作れ、サラダにも
大根おろしにも出来、これは妻が喜ぶだろうと、
1000円を缶の中に押し込み、いそいそと家路を急ぐ。
・
・
「今日は、おみやげを買った来たぞ!」と自慢げに 5本入った大根を
奥様に手渡す。
「うわ~~ぁ!・・美味しそうな立派な大根!」
と、奥様に笑みがこぼれる。
「どうしたん?・・こんな大根、安かったの?」・・・・と
「やすかったぞ~~5本も入って1000円だって」・・・と
それを聞いた奥様の顔が曇る、せっかく買ったきてくれた大根、
「なんで こんな高い大根買ったの?」とも言い出せず、
ありがとうと言った後、「今度野菜を買うときは、電話してね!
冷蔵庫に無い物を買ってほしいから」と、別の理由をつけ、
ご主人に念をおす。
建物も、大根の値段のように、単純であれば、奥様は高い家は買わないだろうが、住まいの価格はそう単純でもない。
しかし、その金額は見極めなければならない筈。
・
ダイヤ、骨董品、美術品、等々を買うには、必ず鑑定士を入れる。
一個100万円のダイヤにも 鑑定書がつく。
しかし、3、000万円の家には 鑑定士的な目利きの査定をする
事もなく
業者を信頼していると言う理由で、支払ってしまう。
・
本当の価格は、その施工業者だけが知っている事になる。
住まいづくり
この事務所を完成した後、何年目かの年に雪が降った。
ログハウスには雪が似合う、和歌山では積もる雪はあまり降らず、雪が積もると子供の頃が懐かしく思い出され、つい雪だるまを作ってしまう。
住まいづくりを この事務所から発進し、新しい発想から住まいづくりに取り組む為にこの事務所を作った。
本当にクライアントが望む家を作りたいと思い、出来る限り予算を有効に使って頂きたく、見積もり書を原価でと、施工業者にお願いした。
この事務所が完成し、早10年が経ち、施工業者の協力も得られ、原価から起こした予算が組まれ、無駄のない建設資金を建物に有効に反映している。
(檀建築コンサルタント 一級建築士事務所 和歌山市楠本239-1・・TEL073-464-2555)
日本人には 貪欲さが無く、みんなが良いと言う方向に行けば安心する気質を持ち、自分の納得できる方向性を見つけ出そうと考える人が少ないように思える。
「赤信号 みんなで渡れば怖くない」・・そんな言葉が浮かぶ。
人並みに生活し、自分の意思は押さえてでも 世間が良いと言う方向に進めば間違いないと思い、もしそれで後悔するようなことが有っても、私一人が悔しい思いをするのじゃないから・・・と。
幸も不幸も・・・みんなと一緒に味わえば納得出来る、と言ったような発想が私達日本人の中には 潜在意識としてあるように思えてならない。
住まいづくりについての ご質問等が有りましたら、下記通信手段でアクセスして下さい
Skype・・・・・・・・・・・・・・・dan28121
YAhooメッセンジャ-・・・・・・・dna_1236jp
上記HNを入力し、検索しご意見を送信して下さい。
庭を創る
生け垣をつくり、木を植え、枕木で土止めをし
芝生の中に、バ~ベキュウスペ-スを考える、遊び心を刺激し
あり合わせの食材を運び、調理がはじまる。
話が弾み、笑いがこぼれ、自慢話が始まる。
この場所から生み出される 遊びを想像しながら スケッチを描く。
楽しい想像からの発想は、クライアントに伝わり、夢を共有し、殆ど変更される事はなく、技術屋の中で書く想いの無い描写は、駄目だしとなる場合が多い。