よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

日本の政治

2011-08-27 07:25:52 | とりとめもなく

 さて・・来週には新総理が選出される。
毎年毎年総理が変わり、大臣が変わり 世界の国は日本をどう観てるのだろう?

国を考え、国をよくする為の動きであれば納得もできるが、どうもそうは思えない、我々国民が納得出来ない以上、世界には決して良くは映らない。

国債の格付けもワンランク引き下げられ、不況から抜け出す手立てもなく、復興は進まず、マニフェストは実行されず、官僚達は今だ温存を
守り、政治家はそれを止める手段すらなく、官僚達にそっぽを向かれるのが怖いのか、何も変えようとしない。

今回の新総理の選出に 国民のほとんどは「誰が総理になっても変わらない」と思ってる。
諦めの中で見ているのか、或いは今までと同じように、対岸から火事を眺めるように、他人事のように見ているのか?

30年以上 私は住まいづくりに関わり、そこで感じた事は、
自分の家を建てようとしているのに、貪欲さがなく 自分の想い通りの家を建てようと一生懸命な人が少なく、「難しい事はわからない」とか
「お金がないから」とか、どこか諦めの中で住まいを作ろうとしている。

そのような人が、結局多くの経費を必要とする施工業者を選び
要望を満たされないまま、「予算が・・」と言われ、それに疑問すら持たず、「ここまで 来たのだから進めるしか仕方がない」と、見直すこともせず、多くの無駄と、多くの経費を支払い家は作られている。

国に対しても、自分自身の生活の中にあっても、諦めの中で動くのではなく、対岸から眺めるのではなく、この国に生きているのだから、今この命があるのだから、「せっかく 生まれてきたのだから」と言う意識を一人でも多くの人が持てば国の意識は変わる筈。


節電

2011-08-26 09:07:09 | とりとめもなく

 ここ一週間で気温も下がってきている。
今年の夏はどうやら挫折することなく、冷房に頼らない生活が成立する見通しがついた。

平均体温が少し高いせいか暑さには強いのでは?・・・と自分でも思っているのだが・・・どうなんだろう?
人間慣れればそう我慢しなくてもやり過ごす事が出来ると常日頃思っている、暑さ寒さの問題だけではなく、日常の生活においても慣れる事が
無駄を無くす事にも繋がる。

ただ単に我慢するのではなく、そこに一ひねりの工夫を加える事も大事なんだろう。
子供の頃と比較すると多くの贅沢をしながら生きている。
ご飯を作らなくても食べられる時代であり、歩かなくてもほとんどの人が車を持っている。

このような恵まれた中で生きていると、それが当たり前に思えてしまい
我慢や工夫を忘れてしまう。
私が子供の頃は、貧しさもあったが、今のように物が多く流通していなかったこともあって、刺身や牛肉は、盆か正月にしか食べられない物だと思っていた。

肉が食いたくなれば山に行って罠を仕掛け 兎やキジや猪を捕り、
魚が食べたくなれば川に行き、はいじゃこや鰻を釣った。

自然の中で生き、その中から喜びを貰い、嬉しいときに泣き、悲しい時に泣き、そんな時代が懐かしい。


原発手記(平井憲夫)

2011-08-25 15:06:03 | とりとめもなく

 ここに書かれている手記は平井様が、長年原発に関わり
電力会社のずさんさや、我々が信頼している、国会議員達、
日本で最高の頭脳を持った霞ヶ関の人たちが、我々国民を騙し
私利私欲の為原発を絶対安全だと洗脳し、この狭い日本に
54基もの原発を作り上げ、事故を隠し今日まで知らないまま
過ごしてきた日本人の、無関心さを書き綴った手記です。


彼が、学生から聞いた「私達に 子供は産めるんですか?」
と涙を流しながら聞いた事は今でも忘れられないと書いています。
それと、かれは他は忘れてもいいが、これだけは忘れないで欲しいとも書いています。

平和で穏やかな日本人。
多分、もう平和じゃないんですよ。
海は、汚染され、東日本の被爆した食べ物は辞めておこうと思っても
もう、既に体内に放射能はいっぱい入っているんでしょう!

肉眼で見える蜘蛛だってお尻から糸を出し、偏西風に乗って海をわたるんです!
見えない原子は、もっと軽く、我々が歩く時に動く風に乗って散らばるんです。

100キロ離れてるから、1000キロ離れてるから・・・そんなもの
蜘蛛でも飛べるんです!
まして、原子はもっと遠くまで飛べるんです。
風評?・・・そんなものは屁のつっぱりにもならない・・・(笑)

http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html


【君子危うきに近寄らず】

2011-08-24 09:18:58 | とりとめもなく

「 君子危うきに近寄らず」と昔の人は情報の少ない時代に、我が身を守る術とした。

今、島田紳助が芸能界引退のニュースが流れ、世間は賑わってるようだが、記者会見を聞く限りでは、10年程前にお世話になった人が、たまたま 暴力団組織の人間だったとか!

芸能界では、暴力団組織との関わりは一切駄目だと言う。
メールのやり取りだけの事なのか、他に隠れた真相があるのかはよくわからないが、ネットを通じ世間の反応を見てみると、ダメだしが圧倒的に多い。

芸能界のモラルだと彼は言うが、果たしてそのモラルは正しいのだろうか?
犯罪者の親は罰せられるべきなのだろうか?
産み落とし、育てた責任を取るべきなのだろうか?

この問題を深く掘り下げて行くと、そこにたどり着きはしないか?

兄妹でたまたま一人が暴力団に関わったとする、ならばその家族は
世間からボイコットされなければならなくなる。

暴力団であっても、マフィアであろうと、人間でありその犯罪や
社会の秩序を乱すのに関わってしまえば罪を問われるだろうが、
メールをしたからと言って何が問題なんだろう?

報道の中のモラルがおかしいし、それに踊らされている
我々視聴者もおかしいのかも知れない。


ネット社会

2011-08-23 17:56:21 | とりとめもなく

 ネットはとにかく便利な道具なのだが、どうやら日本はまだまだ
ネットそのものを有効に使えていないようだ!
ネット認識度調査で日本は4位に入ったらしいが、驚いたことに韓国は日本より上位を占めているという。

ブログは日本人の気質にあっているそうだが、その内容は60%に近い
人たちが趣味の日常の出来事を発信し、アメリカは16%程度が趣味や日常の内容で、そのほかは政治、経済が多いらしい。

ツイッターにも頭を突っ込んでみたが、これまた日常の情報ばかりで
今日、こんなことをしたとか、誰かに遭ったのだとか、そんな発信が多く
あまり面白くない。

で・・・次はフェイスブックに挑戦した、個人名を出し、顔写真をだし
個人を特定する情報を書き込み登録し、友達を増やして行く。
この内容もまた、「なるほど日本人なんだな!やっぱり」と思える内容がほとんどで、政治のこと、経済のこと、今後の日本のあり方・・・等書き込んでも、殆どが無関心で殆ど反応がない。

なんでこうなんだろう?
もっと 原発の今後に対しても、皆さん意見は持っているだろうに!
今回の、民主党に対しても不満が一杯あるだろうに!

私達は今強力な道具を持っている。
この道具を上手く使えば、多分日本を動かす事も不可能ではないはず。
今までは個人の意見は国会にも、メディアにも届きにくかったかもしれないが、今は世界に発信できる時代に入っている。


とりとめもなく

2011-08-22 10:42:40 | とりとめもなく

 土曜日、日曜日ともブログアップできなかったにもかかわらず、70人近くの
カウントが有りました。
いつもいつも有難う御座います。
この数が、ブログを書く原動力になっている事は確かです。

NY邸、H邸、二つのプロジェクトの予算見通しもつき、
後は、工務店の合意を待つのみとなっています。
今回H邸は、私が全て積算し、工務店に予算の検証をさせています。

普通は、工務店が見積書を書き、当社が査定するのですが、
ひとつの手間を省く上でも、効果的だったと思っています。
今後、この方法が有効だと分かれば、取り入れていければと考えています。

設計者が行う設計見積もりではなく、施工業者動かす実行予算を
設計者が組む形を作り上げるのが、一番無駄なく、動かす事が出来るのではと
考え、今回初の試みとなりました。
8年間の現場監督を経験した知識をやっと活かせる事が出来ると
嬉しく思っています。


原発の脅威

2011-08-19 08:56:49 | とりとめもなく

 http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/08/16/科学者が国会議員を怒鳴りつけ、ユーチューブの/

原発を推進しておきながら、核に対する知識を持たない国会議員
それに電力会社。
東大の児玉龍彦教授が、国会において、日本の核に対する知識の無さと、東日本に対しての被爆の対応に怒りをぶちまけた。

今まで、原子力発電を対岸の出来事のように捉えてきた私達国民の意識。
今まさに、事故が起き、対岸の火事では済まなくなっている事を思い知らなければならない。
魚も、肉も、野菜も、汚染は確実に広がっている。
格の粒子は風に乗り、海流に乗り日本全域に広がっていくだろう。

核が無害化するのに10万年必要と言われている、その間は、粒子が浮遊している間は、必ず広がって行くと言うことが想像できる。

さて!・・私達日本国民は何をしなければならないのだろう?
まき散らされた核物質は回収不能、風評は避けなければならないが
命も守らなければならない。


モカの夏

2011-08-18 09:38:56 | とりとめもなく

 見よ!・・この果敢な飛び込みを!
腹飛び込みで ドボ~~~ン!・・って凄い音を響かせ、波しぶきを
飛ばしさっそうと泳ぐ!

遠くで釣りをしている人も、何事かと振り向く程。
高さなんぞは、ものともせず、目標を捉えればいちもくさんに突っ走る。

 最近はフリスビーよりも、竹の棒がお気に入り、
フリスビーで遊んでいても、思い出したようにジープに飛び乗り
竹をくわえ、「これ 投げてよ!」・・・と目の前に来て放す。

水かきが付いている為、泳ぐスピードはさくらの二倍。
流れに逆らって泳ぐこともできる程。


お盆ー2

2011-08-15 16:10:00 | とりとめもなく

 停滞で帰省ラッシュの真っただ中、イライラしながら運転してるだろう
多くの人を思いながら、こちらはNY邸予算調整そしたり、しなかったり、しなかったり・・・で気侭に過ごしています。

室温33.5度、暑いのに慣れてしまうと別に我慢をする必要も無く
ふと集中力が切れたとき、捜し物をするとき、暑さを感じてしまう。
お盆ももう終わりで、あすから仕事に追われる方が多いことでしょう!

帰省ラッシュに疲れ、又明日からこの暑さの中で精出さなければならないのです。
「つらいね~~~ぇ!」

もうすぐ秋が涼しい風を運んでくれます。
もうひと頑張りしましょう!


お盆

2011-08-15 09:23:41 | とりとめもなく

 最近、お盆も、正月も普通の生活で、別にお盆だから、正月だからと言った、特別の思いもない。

両親が健在な頃は、6人の兄妹はそれぞれ子供を連れ帰省し
親達を喜ばせ、お盆には24~5人になり、寝るところが無く、庭にテントを張って寝た事を思い出す。

孫たちはそれが楽しくて仕方がないのか、興奮しなかなか寝なかった
事を思い出す。
親達が居なくなった今、田舎は年々寂れ、兄弟が揃ってご飯を食べることも無い。

長女は母親の歳を超えたのだろう、60を過ぎた頃母は食道がんが
肝臓に転移し、若くして命を閉じた。
人の命とはあっけないもので、子育ての為一生懸命働いた
両親の強さと、愚痴をこぼさず何時も明るく振舞った母の優しさが
時々恋しくなる。

私が作る料理は、母親の味に近いかもしれない。
別に一緒にキッチンに立った記憶もなく、レシピを教えられた記憶もないが、いつの間にか母親の味が自分の中に染み込んでいたのだろう。

仕事から帰り、母はコップ一杯の熱燗をひっかけ、鼻歌交じりで
夕餉の支度をした。
「あぁぁ~~~いい気分!」と言いながらせっせと作った。


可愛い訪問者

2011-08-11 09:32:51 | とりとめもなく

 日曜日に、可愛い訪問者。
何を隠そう、当社が設計した建物を施工して頂いている協力業者の
お子様達。

ルーマニアを母に持ち、おとっちゃんは日本人
何時も感心するが、ハーフは良い遺伝子だけを取り込むのだろうか
とにかく可愛い。

 グリーンの目をした双子の兄妹、20年前ならいじめの対象となったかもしれないが、いい時代に生まれ、これからの成長が楽しみだ。
新し感性をもった人間に育って欲しいと願う。

子供を育てるって 親の責任の中で子供等は育っていく、
物を与えるのではなく、心を与え広い広い心を育ててあげることが
親の責任なのだろう。

自由な発想の眼を摘み取る事を止め、出来ればルーマニアの
いい部分と、日本のいい部分のハ~フの良いとこどりで大きくなれば
枠にはまり安堵するくだらない大人にはならないだろう。


ワンショット

2011-08-10 08:40:58 | とりとめもなく

「 よさこい」でのワンショット。
息子と二人して出かけるのは珍しい、記憶の中では初めてかもしれない。
思い起こすに、私と親父ともそうだった。
どこか照れくささがあり、言葉少なく でも一緒にいられる事で満たされているような
記憶が残っている。

ここで登場するのは、親子談義ではなく、この真ん中で指を二本立てて写っている彼女
鼻筋を真っ白に塗っている理由はわからないが、娘と同級生で娘の話の中で時々彼女が登場する
「それ 誰や?」
「知らないのお父さん!・・あのほれ!トイレに入ってウォシュレット使って ギヤ~~~ァ!って言った子。」
「ああぁ~~あの子!」

つまりウォシュレット美人?・・・である。
ウォッシュレットを使ったことがなく、いつどやこの事務所で
娘たちが食事会かなんかしたとき、好奇心の強い彼女は

ウォッシュレットを見逃す事をせず、未知の世界に足を・・・いや手を
差し伸べ、スイッチを押した。
置かれていた状態は定かではないが、普通用を足したあと、洗浄の為に使うが
普通どうり使ったのかどうかは疑問が残るが、

突然、トイレの中から悲鳴が聞こえた。
「ぎやぁ~~~~~~~~~~~~~~~~ぁ!」
「ケラケラケラ・・・・。」

 こんな人・・・僕は大好きです!・・・(瀑)

 美人に見えるでしょ!・・暗いけど。
僕の写真は、なんか心霊写真みたいですが!

 

 


立秋

2011-08-09 06:51:51 | とりとめもなく

 5時前に起き、顔も洗わず、歯も磨かず、飯も食わす、散歩に出かける、犬たちにしてみれば最大の楽しみでもある散歩、人間の勝手でおろそかには出来ないだろうと何時も思って散歩に出かける。

ぴょんぴょんと飛び跳ね、散歩に行くのが嬉しいのか体全体で嬉しさを表現する。
夜いびきをかきながら寝ていても「散歩」という言葉をかけると眼わぱっちり見開き飛び起きる。

途中セブンイレブンでパンとコーラを買い、ジープで河川敷に向かう
もうそろそろ秋なのだろうか、冷気が心地よい。
車は少なく、多分奥様達は朝餉の支度をしている頃なのだろうが、
中にはまだ夢の中の人も多くいるかもしれない。

何時からなのか、寝るのがもったいないと思えるようになった。
それまでは、”俺は8時間睡眠時間をとらないと疲れがとれない”
と思い込んでいた。

寝るのがもったいないと思うようになり、4時間も寝れば十分だと実感できるようになった、人間とは良く出来たもので、その気になれば体が
その環境にあわせてくれるようになっている。

昼寝は今まで、したことがなかったが、今は”ちょっと寝るか”と横になるとすぐに仮眠が出来、15分の仮眠で元気になったような気がする。
せっかく生まれて来たのだから・・・寝るのはもったいない。

秋はもうすぐ近くまで来ているようだ!
そろそろ、薪のしたくをしなければならない季節。


表現

2011-08-08 09:44:33 | とりとめもなく

 表現する方法には多種多様の表現方法があり、中でも自らを表現する場はそう多くない。
昨夜は夕涼みも兼ねて”よさこい祭り”に夜出かけることにした。

20数年前よさこいを見て以来、久々に観る祭りは過去のものとは違い
参加者の年齢層が若くなったような気がする。
パワーがあり、表現力があり、ひとつの自己表現の場でもある。

外に出て人と交わり、交流を深めていくのが結局和歌山の発展に結びつき
徐々にではあるが、少しずつこの和歌山を変えていく手段ともなる。


☢の脅威

2011-08-07 09:49:31 | とりとめもなく

 無条件降伏をし、アメリカの統治の中で日本国憲法が作られ
広島と長崎に核爆弾を投下され日本の大和魂は完全にうち崩され
日本が持とうとしていた強さは一瞬にして服従の中に置かれ
その後日本はアメリカを見るようになり、舶来という言葉とともに

生活や文化もアメリカのものを取り込むようになった。
建築の中においても、アメリカ風が好まれ、66年経った今も、殆どが洋風のデザインとなっている。

原発が出来上がったのも 私たち日本人の意識の中に、「アメリカの言うことは間違いない、アメリカに学ぶのだ」との意識が強かったのだろう。

そのおかげもあり、今日本には54基の原発を保有している。
東日本の原発事故で、広島の20倍を超える核物質が拡散されたとのデーターも報告されており、広島の原爆投下から66年、今なお被爆で苦しんでいる人は多く、命を落としている人も居る。

直接の被爆者東日本の住民は、今後少なくとも60年以上この核の
被爆と戦って行かなければならないことになる。

放射能を出し続けている福島原発、汚染は東日本だけでは留まらず
風向きによっては日本全国に広がり、日本を超え外国にも被害は及ぶだろう。

被爆保証は100年以上も続き、それを私たち国民が負担しなければならないことになる。