よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

平和記念式典

2011-08-06 07:02:25 | とりとめもなく

 広島で平和記念式典が行われる、原爆が投下され一瞬に41万人の命を奪い、66年の年月が過ぎ、今年も9000人が原爆被災者リストに
名前が刻まれたという。

くしくも、66年目の8月に 東日本では原発事故により、広島で被爆した人たちと同じ体験をし、命の危険さえ肌で感じている。

原子力は必要だ、原子力は安全だ、と原子力を推進してきた議員達は
今の政権を攻めることはするが、推し進めてきた責任を問いかける事はしていない。

起こってしまった事は仕方がないからなのか?
結果論だけに議論をし、原子力へと引っ張った人たちには責任はないのだろうか?

欲を満たすため、甘い汁をすすりたい為、安全神話を作り上げ
絶対安全だと説得させた、時の政治家や官僚達はこのままでいいのだろうか?

日本は強いと信じさせられ、戦争に向かわされた日本人、原子力は安全だと 原発の道へと進まされた日本人。

それが、どちらも被爆という形で打ち砕かれようとしている今、
私たちが教訓としなければならないことは、烏合の衆にならない事であり、人間がコントロールできないものには手を出さない事なのだろう。

 

とりとめもなく

2011-08-04 06:55:34 | とりとめもなく

 朝5時に起き、犬達を散歩に連れ出す。
日中の暑さとは違い 肌寒い風が吹き、時々エンジン音が通り過ぎる。
今日も一日が始まり人はこれから動き始める。

この静けさの中で 子供の頃のちょうど今頃、夏休みに入ると、
両親の働く山小屋で寝泊りするのが楽しみの一つでもあった。

その時の静けさと、肌寒さと、どこか物悲しい感覚が蘇ってくる。
40年も前の事、テレビもなければ当然パソコンすらない。
その頃はまだ電話もそんなに普及していなかった。

殆ど情報の入ってこない山小屋で、わくわくしながら夏休みを過ごした。
竹を切り縫い針を曲げて釣り針を作り、ミミズを堀り釣りにでかけ、
バケツいっぱいの魚を釣った。

うなぎは何時も釜戸のそばに串に刺さってカリカリに焼きあがっていた。
今から思えば、なんて豊かな生活をしていたんだろうと昔を懐かしさと共に思い起こす。

時はゆっくりと流れ、せきも慌てもしない時の流れが、当たり前のように
その頃は感じていた。
その頃は幻想的と言う言葉さえ出なかっただろうが、今から思えば
幻想的な世界で暮らしていたのかもしれない。

朝もやがたち、鳥のさえずりが聞こえ始め、水の流れの音とが
静まりの中にかすかに響き、心地よい時間を与えてくれた。

陽が登り始めると 両親達は腰に ナタとヨキを腰に差しノコギリをぶら下げ山の斜面を登って行く。
歩くたびに ノコギリの鞘と刃物の柄がぶつかり合う音がリズム良く
山に響く。

山の臭いがあった、風に中に交じり合った山の臭いは心地よかった
それぞれの季節の臭いがありその臭いが体に染み込み、
夜一緒に寝る布団の中でその臭いを嗅ぐのが好きだった。

炭焼きの臭いのなかには、木酢の臭いがあり、木々の臭いがあり
季節の臭いが一緒に交じり合っていた。

この事務所にも時々風向きによっては 木酢の臭い、つまり炭焼きさんの臭いが風に乗って流れてくる。
その時、親父の臭いを思い出す。

 


散歩

2011-08-02 07:10:41 | とりとめもなく

 夏は暑い為 従業員レディ達が日焼けをしてはいけないと、
朝夕の散歩はもっぱら ジープに乗せ紀の川へ。

散歩の帰りに幸の湯の隣に出来た公園に立ち寄った。
芝生が植えられ 手入れの行き届いた公園。

夏休みに入った子供たちが近づいて来て、犬と遊びたいのだろうが少し引き気味、
「おっちゃん この犬かめへん?」
「フリスビー投げてもいい?」
サクラは信用ならないので、触らないように言い伝え
子供等はフリスビーを投げ大はしゃぎ!

すると、近くでこの子の親達なのだろう、3人の主婦が雑談をしており
その中の一人が
「犬をリードに繋いでくれません?」
との申し出があった。
「いいえ この犬は繋ぐ必要はないので繋ぎません!」
と 丁重にお断りした。

彼女たちに吠えたのでもなく、恐怖感を与えた訳でもないが、
どうやらその主婦は、犬は繋ぐものだと思っているらしい。
繋がなければならない犬もいるし、繋がなければならない人間も居る。

「あなたにリードを付けたほうがいいんじゃないですか?」
といってあげたかったけど、可哀想なので言葉を飲んだ。

純粋な子主達は 危険かどうか確認をし
先入観を持った大人たちは 常識を持ち出す。
こんな親に育てられた子供は何か大事なものを積み残して親になるのだろう!

本当にリードで繋がなければならない動物は人間のほうが多いい
のかもしれないのに。


メディア

2011-08-01 07:56:31 | とりとめもなく

 送電線分離も少しずつメディアで取り上げられるようになってきた。
日曜日”やしきたかじん”の番組を見ていたら、時の人古賀氏が
”官僚の内部事情、東電の事情を暴露!”と言うほどでもないが、メディアに出て内部告発をする以上、もっと具体的に、話をすればいいのに
彼も自分の身を案じながら、牽制しているのだろう。

時の人となれるだろうか?
本当にメディアが彼を取り上げ、協力し、政治家も古賀氏を
霞ヶ関の組織を変えるために後押しをすればいいのだろうが
民主党にも自民党にもできない事情があるのだろう。

無駄を無くす事、国家予算に置いても、人選においても、
これから真剣に考えなければいけない時代なんだろう。


モカの夏

2011-07-30 09:35:37 | とりとめもなく

 今年の夏もどうやら猛暑!
ところがこの猛暑をものともせず 乗り切る奴がいる!
「夏はわたいの季節よ」と紀の川めがけてダイビング!
激流にもかかんに挑戦し、諦めることをせず、流されながらも何度でも挑戦する。

 よく観察していると、やはり考えて行動している事がよくわかる。
どうしても流されてしまう時、3回目は方法を考え回り道をして目的の
棒に近づく行動をとる。

 こうみえても実際は相当流れの早い瀬。
深さは多分私の腰ぐらいだろうか?
私が渡ろうとしても多分途中で流されてしまうだろう!

今回の豪雨で流れが変わってしまった。
冬の薪用の流木も流されてしまったようだ。

 ちなみに昨日のランチは牛の冷しゃぶと
焼きナス・・・・・小林シェフ


中国

2011-07-29 07:25:26 | とりとめもなく

 高速鉄道事故の報道を通じ分かった事は、中国国民が自己主張が出来る環境に変わってきたように思える。

中国政府が抑えきれなくなってきたからか、あるいは中国の経済成長により国民が力をもちはじめたのか?
世界が中国の急激な成長に興味を持ち始め、各国がメディアに取り上げ始めた今、閉鎖的な制作は取れなくなったことは確かでもある。

情報規制を敷いても、13億とも言われる人間を統制するのは物理的にも不可能。
今までは世界の中心はアメリカにあったが、今後は中国政府の身の振り方によっては中国が中心となることは間違いない。

世界の経済も多分中国の動向により変わり、地球環境も中国の進め方により大きく変わってくる。

 


迷い犬

2011-07-27 08:26:00 | とりとめもなく

 一匹の犬が夜、娘に連れられてやってきた。
聞けば 家の近くで迷子になった犬だという。
やんちゃ猫が一匹居るため、猫は毛をたて、しっぽは太くなり、興奮しまくりなので、飼い主が見つかるまで面倒をみてあげたいとつれてきた。

ダックスちゃん、なんと!足の短い犬!
座ってるのか立ってるのかよく見ないとわからない!

モカは拗ねることしきり!・・・呼んでも来ない!
ゲージでふて寝をしているのか、オヤツをみせても一向に興味を示さない、以前は音だけでぶっ飛んで来たのに・・・(笑)


モカとの対面は来るなりすぐに実現したが、問題はサクラ。
なにせ猟犬の血をひくハンター、いきなり襲いかかるかもしれないと、
外にいるサクラとガラス越しに対面させることに。

しっぽは振っているが、サクラは当てにならない、いきなり噛む!
少し時間をおいて、対面させることに。
念のためハーネスをつかみ、訪問者の前におくと
ハーネスを振り払って、いきなりガブリ!
 
これはいけません!・・とさくらのしっぽをつかみ投げ飛ばし
しばきたおした!
犬は、ボスに怒られると 悲しい表情を顔いっぱいに表す。
怒りながらも涙がでそうになる。
 
怒られながらも目線を外さず、「なんで?・・ボス。  なんで?」
と訴えているのか、じっとこらえている。

猟犬の本能は分かっているが、怒るときは徹底的に怒るのが
私の主義、二人の子供たちにもそうしてきた。


日本を考える

2011-07-21 08:03:00 | とりとめもなく

 アメリカは法律で決められた国債発行額上限が日本円に換算し
1400兆円となっているため、発行できない。

アメリカですら1,400兆円、日本は今1,000兆円に手が届くところまで
債務は膨れ上がっている。
あと5年もせずとも1,400兆円になってしまうだろう。

アメリカの労働者数と日本のそれと比べれば何倍になるんだろう?
つまり、日本は既に返済能力を超えてしまっていると言うことだ!

それに加えて世界一の長寿国。
あと5年もすれば 団塊の世代が働かなくなり、税収は落ち込むことは間違いない。

医療費負担は膨らみ、年金の支払額は増え、出征率は落ち込み、
東日本の復興費で5年間で20兆円かかるという。

東電の賠償費を考えるとこの先10年以上賠償範囲は増え続け
電力会社が束になっても保障できない額となり、多分70%は国、すなわち私たち国民が負担しなければならないのだ!

それを思えば、国会の政治家達は、「菅総理が辞任しないと、予算は通さない!」そんなことを言ってる場合じゃないだろうに!
馬鹿な政治家達を選んでしまったのが、日本の不幸かもしれない。


台風

2011-07-20 09:35:16 | とりとめもなく

 台風も和歌山直撃はどうやら免れそうだ!
今回の台風は大きくゆっくりと進む為、もし上陸していたなら、市内に大きな被害をもたらしていたに違いない。

東日本の震災による地震も脅威ではあったが、むしろ地球の気候が変わりつつあるなかで、地震よりもっと怖いのが台風でもある。
今回は6号と7号がドッキングしたために大きな勢力となったそうだが、
大型台風が出来上がる条件は整いつつある。

それは、私たちが過去に作り上げてきた罪かもしれない。
利便さを求め、石炭を燃やし、石油を燃やし、資源を枯渇させるまでに
使い果たしてきた人間。

今後 13億の中国やインドが日本と同じ過去を辿れば、必ず地球環境は短期間で変化し、家一軒を丸ごと吹き飛ばす程の台風が生まれるだろう事は予測出来る。
つまり、竜巻の馬鹿でかい台風が発生すれば、広範囲を一度に吹き飛ばすと考えていい。

超高層ビルは途中から折れ、車が空を飛ぶ。
そうなれば地下に潜らなければならなくなる。


さて!

2011-07-19 08:22:15 | とりとめもなく

 皆様、3連休いかがでしたか?・・雨もあり、観光にはいささか
障害になったことと思います。

こちら、川に流れ着いていた3本の巨大な流木、雨があがれば取りに行こうと思って今朝台風のこともあって、5時に紀の川に行ったところ
昨日の雨で、水没。
なんだ~~~~~ぁ!
なんでこんなに水が多いんじゃ~~~ぁ!
て、事でせっかくのストーブの薪が・・・。

なでしこジャパンは強豪アメリカをくだし優勝!
セシウムは牛肉から発見され、原発事故は日本全国に広がっている。

巨大台風は、いよいよ近畿地方にも上陸しそうな進路予測。
955hPaの巨大な勢力。

デッキの屋根を補強しなければ!


求める強さ

2011-07-18 12:32:00 | とりとめもなく

 金平永二、平成のブラックジャックと世界から賞賛される外科医。
彼が過去に大きなミスを犯した事があるという。

手術中に健康な臓器に傷をつけてしまい、その後患者は臓器を失う事となったと言う。
彼は、その患者に対し自分のミスを正直に話し謝った。
患者は「貴方の全てを受け入れ 手術をお願いしたのだから、
正直に言ってくれたことが嬉しい」と逆に励まされたと言う。

人は、死に向き合った時、邪念や欲や恨みを自分の心の中から
消し去り穏やかな心で人と向き合う事が出来る。

命が危険にさらされた時、人は1%の可能性にさえ賭ける勇気を持つ事が出来るのだろう。

人を信じようとする想いが先にたち、素直にその医師の言葉を聞き
素直に従う心が生まれるのだろう。

人間、疑うことから始めるか、信じることから始めるかによって、その人の人生は大きく変わる場合がある。
多くのひとは「もし こうなったら?」・・・と”たら”を多くつかう。
私はいつも 魚のタラは食えるが、言葉のたらは食えん!
と言う。

食えない”たら”をいっぱい並べ、結局自分で扉を閉ざしてしまう。
まず前に進むには、信じられる事を積み上げ、信じられない事を
引けばいい。
信じられないこと、つまり”たら”で固めてしまうと、信じることを失ってしまう。

信じられる人を探すより、信じることのできる自分を探すべきなのだろう。

 


夢の扉

2011-07-17 18:55:53 | とりとめもなく

 金平永二、平成のブラックジャックと言われている外科医。
ヘソから内視鏡を入れ傷を残さない手術をするという。

正に日本の器用さと手術の概念を捨て、枠の中でしか考えない
思考回路から抜け出し、新しい道を切り開いていけるエネルギーをもった人なのだろう。

安定した大学病院を止め、一人でも多くの人を救いたいと、
ホームページをつくり、病気で苦しんでいる患者に呼びかけたところ
手術の以来が殺到したという。

メールで患者とやり取りをし、要請があれば手術を受ける、正に平成のブラックジャック。・・・
http://www.souka-hp.jp/member/member_kanehira.php

人は使命感を持ったとき、欲を選ばず人のために役にたちたいと思う心が生まれ、穏やかな心で受け入れる事が出来る。


進む道

2011-07-15 07:52:56 | とりとめもなく

” 急がば廻れ”と言う言葉がある、危険を冒して進まず、考えて考えて進みなさいと言う事だが、電力供給手段を選択する際、果たして
考えたのだろうか?

人間の欲が優先され、それに便乗しようとした人たちが道を急いでしまった結果原発事故を引き起こしたのだ。
誘致をした50余りの原発地域、”安全ですから”を信じたのではなく、
信じたかったのだろう。

信じる事でその地域の生活が改善され、多くの補助金が国から降りてくることに 信じたいから信じるとなってしまった。
原子力は我々の知識の中で殆どの大人はその怖さは知っていたはず。

広島に原爆を経験した人さえまだ残っており、被爆で苦しんで亡くなった家族もその怖さを知っていた筈。
しかし時はその記憶を少しずつ薄れさせ、過去としてとらえてしまい
恐さは知識の中にあっても、現実の利便性や、目先の欲に負けてしまい道を急いでしまう。

今回の原発事故は 安全神話をでっち上げた電力会社、それに
載ってしまった政治家、「国が安全と言うのだから」と載ってしまった
我々国民、すべてにその責任があり、日本の試練と捕えなければならないのだろう。


夕暮れ

2011-07-14 22:38:01 | とりとめもなく

 暑さ対策。
ワンの散歩は日の出と夕暮れ。
今朝も4時半起き。

日の出とともに散歩に出かけ、日の入りとともの散歩に出かける。
川べりは涼しく、水の冷たさを風が運んでくる。


 モカは風の運ぶ冷たさでは満足できないのか、
川につくといきなりダイビング。


 7時過ぎの月明かり。
月にピントをあわせたが遠すぎてうまくあってくれない。