日本には定価という訳の分からない価格表現方法がある、これは単に定められた価格と言う事なのだろうが、根拠はあまりなさそうで、生まれた時から原価は存在し疑問さえもたなかった。
工務店が見積もり金額を入れるとき、販売店に「掛け率は?」と聞き確認する程度の基本金額が定価であり、実際には定価は今や意味をなさない。
各メーカーによって定価に対する掛け率は違ってくる。
ユニットバスは半額以下のもあれば、0.6掛もあり、照明器具は殆どが50%以下、アルミサッシなどは 35%以下の場合もあり、クーラーも同じような掛け率で手に入れることができる。
ここまで来ると、もう定価の意味すらなく、一般ユーザーを惑わす価格表現でしかな。
「定価の3割引きです!」はもう古い表現なのかもしれない。