日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『705号室』

2009-12-15 | 
面白い!
カナリ癖のある文章ですね、この塔山 郁って人は。

映画化しても面白いよね、って感じのストーリー展開・オチ。
基本的に『ホテル・ミステリー』は、映画でも小説でも、大好きです。
タイトルと表紙に誘われて購入。

俺、小説読むときに勝手に頭の中でキャスティングして、映画化しちゃう場合があるんだけど・・・。
この話は俺的に映画化し易いです

山田欣也は、是非とも温水洋一に演じてもらいたいわぁ・・・。
狂気的な、温さん見たいでしょ?♪

周司は、関ジャニの横山裕にやってもらおう。
ちょっと、臆病なんだけど、正義感のある感じが俺の中でハマってます。

松岡は岸辺一徳、これは外せない。
最後の辺りの彼が周司にも隠していた事のシーンでは、彼じゃないと、絶妙な表情を撮れないだろうからね。

前半は、登場人物の色々な視点からの行ったり来たりでミステリアスに進みます、『そうだったんだぁ!』と思わせた所で、中盤からはオカルト染みた話に展開。

これが終盤に差し掛かると、有り得ない繋がりを魅せてくれる訳ですが、【おくだり様】の祟り(?)なのでしょう。

最後には、お決まりの感じの『まだまだ、悲劇は終わらない!』って感じで、エンドロール、バァーン!!ですよ。

705号室 ホテル奇談
塔山 郁
宝島社

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この人の、作品に興味持ちました。
今度、探して『毒殺魔の教室』も、読んでみよう。

毒殺魔の教室
塔山 郁
宝島社

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『押尾学君に対する僕の見解』

2009-12-15 | ニュースな奴に
正直言って・・・、可哀想だわ。

再逮捕する位なら、最初からビッチリ捜査して、一発で仕留めてやってあげて欲しかったわ。
一回、執行猶予で安堵させておいて、これはナイよ。

俺は、逆に警察の汚点だと思うな。

本人は、執行猶予五年に不服だったらしいけど、それは、「寛大な判決を有難う御座います。」と言わないといけない所だと思うけど・・・。

この再逮捕はキツいわぁ・・・。
次は、ほぼ実刑でしょう?

裁判所で嘘の証言をした事やら、なんやら色々言われる訳ですけど・・・。

そんで、死んだ遺族の方たちは、【死人にく口無し】かい!?なんて言ってますけど、実際にMDMAを飲んだのは彼女なんでね・・・。
無理矢理に、オススメしたのかなんなのか知らんけど、実際に飲んだのは彼女な訳で・・・。

もし、生きていたら彼女も逮捕されてる身分なんですよ。
それを、不謹慎な言い方と理解して書きますが、「幸いにも死んだ為に」悲劇のヒロインになれた訳です。

これ言っちゃぁなんですけど、生きてた方が恥ずかしいですよ?
「押尾とキメてセックスしててパクられた女」になる訳です。

あ、でもこれって、この女性が死んだから、発覚したんでしたっけ?

もし生きてて発覚しなかったとなると、もしかしたら、彼女は今日も「来たらすぐいる」のかも知れないわけです。
親に秘密にして、芸能人と麻薬セックスに溺れていた訳です。

別に、この女性になんの恨みもないけど、やっぱオーバードーズで死んだらダサい!としか言えない。

遺族はどんな気持ちでしょうか?

「押尾に飲まされた!!」とか、思っているのでしょうか?
それは、矛先が違います。

彼女はドラッグに興味のある、そういう人間だったと言う事なのです。
認めたくないだけで理解しているかも知れない、【娘は飲まされた、そんな子じゃなかった】と思いたい。

これが今となっては、まさに【死人に口無し】
真実は、棺桶の中なのです。

話しは、押尾君に戻しますが

他人にドラッグを薦めるときに、【そいつの人生を台無しにしてやろう】なんて思って引いて来たりしないわけでね。
ちょっとスパイシーな人生にしてあげようと言う、世間から見れば理解できない親切心なのです。

僕は、MDMAを肯定している訳ではありません、事実を認めようとしない親心を否定しているのです。