日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『僕のハートマークは、まるで血液の様に赤い』

2012-07-17 | その他
家族の絆は不思議。

あるマジックで『ジプシー・スレッド』と言うのがあります。

一本の細い糸を、何回も千切るのですが、マジシャンがコネコネと揉むと、それが復活すると言うものです。

そんな風に、家族の『縁』というのは、切っても切れないのだと思います。

僕は、母親とよく言い争いをします、「もう、話しかけるな!」と思いますし「話しかけない!」と心に決めるのですが

いつの間にか、『ごめんね』と言う言葉もないまま、その言い争いはなかった様に、母親は僕の好きな食べ物を食卓に並べたり

僕自身も、いつもは『ありがとう』とは言わない場面で、その言葉を用いたりします。


ハッキリと『あの時は、ごめんね』と言うのが、どこか恥ずかしく、言葉に頼らなくとも、意思を伝達出来る距離感。

それは、血液。


産声を上げた時から変わらず、僕の中に流れ続ける血液は、紛れも無く両親の愛の結晶であって、無償の信頼を置く価値のある神秘的な液体。


心臓から血液がドクンドクンと脈を打つと、父親を尊敬でき

そして、母親の愛の音がする。

その音は、兄弟を守らないといけない使命感も、気付かせてくれる。


血液の中で、ヒッソリと主張を続けるDNA。

それは螺旋状にグルグルと、宇宙の終わりまで続く。
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