最近、やっと僕のファンが出来た。
もう『行きつけの』と言う言葉を使っても許してもらえるようなフィリピン料理屋に。
その女の子は、僕のマジックを目をクリクリと丸くして見てくれる。
初めて会った時、既にそのお店では『あの客はマジックが出来る人』だと認識されてたんで、小さい子供がいると分かったから、スポンジボール用意してたんですね。
で、そこのマスターが『子供に何か見せてあげてよ』って、いいフリしてくれたんで、その子の死角からスポンジを二つ取り出して、お互いに一つ握ったのに、パチンと手を叩けば、その子の手の中に移動するってやつをやったんですよ。
マジシャンなら、誰でも出来るじゃないですか?
子供には最適じゃないですか?
もう、『ママ!ママー!!』って叫んでくれて、僕も嬉しかったですよ。
その日は、その子の友達もいて、料理が出てくるまで、ずっとマジックやらされたな(笑)
嬉しい悲鳴ですよ。
飽きずにマジック見てくれるのなんて、子供しかいませんからね。
で、近頃は、その女の子は、マジックにハマっているらしい♪
今日は、他のお客さんに習ったらしい、予言系のマジックを見せてくれた。
勿論、僕はそのマジックのタネが解っているけど、そんな事は言わずに驚いた。
タネがどうこうと言うより、子供ながら『ちゃんとそのマジックが出来ていたから』だ。
マジックが出来たと言うのは『マジックの完成度』とか、マニア臭い話しじゃない。
ただ、『マジックを演じているのが楽しそうに見えた』と言う事。
昔の僕みたいだ。
なんか、ドキドキしながら演じてるのも伝わって来たし、僕の驚く顔で純粋に喜んでいたのが、かなり印象的だった。
今の僕は、少し違う、なんか自分でも説明できない『不純な感情』が、自分のマジックの首を締めている感じがする。
たまに『自分にマジックをやらされている』とか思う、そんな感じ。
勿論、キライな訳じゃないけど、なんだろうな、この感じは・・・。
その子の顔を、そんな事を考えながら見て、ふと我にかえって『じゃ、とっておきの・・・』と思いながら用意したのは、最近僕が一番好きな「ライジングンカード」。
『観客にカードを一枚選んでもらった後に、トランプ全部渡して、思い切りシャッフル出来ます』
その直後、全く何もしない状態で、その子が選んだカードが、グイグイ上がってくると言うもの。(文章だと説明難しいな・・・)
これは、知る人ぞ知るライジングカード。
マジシャン同志で見せても驚かれるこのマジックに、驚かない訳がない!(ちょっと自慢)
一個見せても、マジックショーを終わらせてくれないので、おとなげないカードマジックを何個かしているうちに、料理ができたので、『おしまい♪』
『また見せてね!』と言ってくれるんだけど、僕のマジック道具は漁り出すし、カードを持ってる手を掴んで来るし、子供ってルール無用で凄いよね(笑)
まー、その子が楽しんでくれるなら、無理に「タネを隠す必要」なんかないのかな?とも思う。
大人になった時に「どうせマジックって、タネがあるんでしょ?」とか、言わないような素敵な女性になってくれれば、僕は「素敵なマジックが出来るオジサン」で終われる。
そんなもんでいいと思う。
だってさ、どうせ、マジックってタネあるし。
↑
ちなみにコレは、テイクアウトした、『スゲー辛い豚肉』
タイのグリーンカレーみたいな辛さ、だけど、ちょっと違うフィリピン料理。
めっちゃ汗かきながら、ビールが進む。
もう『行きつけの』と言う言葉を使っても許してもらえるようなフィリピン料理屋に。
その女の子は、僕のマジックを目をクリクリと丸くして見てくれる。
初めて会った時、既にそのお店では『あの客はマジックが出来る人』だと認識されてたんで、小さい子供がいると分かったから、スポンジボール用意してたんですね。
で、そこのマスターが『子供に何か見せてあげてよ』って、いいフリしてくれたんで、その子の死角からスポンジを二つ取り出して、お互いに一つ握ったのに、パチンと手を叩けば、その子の手の中に移動するってやつをやったんですよ。
マジシャンなら、誰でも出来るじゃないですか?
子供には最適じゃないですか?
もう、『ママ!ママー!!』って叫んでくれて、僕も嬉しかったですよ。
その日は、その子の友達もいて、料理が出てくるまで、ずっとマジックやらされたな(笑)
嬉しい悲鳴ですよ。
飽きずにマジック見てくれるのなんて、子供しかいませんからね。
で、近頃は、その女の子は、マジックにハマっているらしい♪
今日は、他のお客さんに習ったらしい、予言系のマジックを見せてくれた。
勿論、僕はそのマジックのタネが解っているけど、そんな事は言わずに驚いた。
タネがどうこうと言うより、子供ながら『ちゃんとそのマジックが出来ていたから』だ。
マジックが出来たと言うのは『マジックの完成度』とか、マニア臭い話しじゃない。
ただ、『マジックを演じているのが楽しそうに見えた』と言う事。
昔の僕みたいだ。
なんか、ドキドキしながら演じてるのも伝わって来たし、僕の驚く顔で純粋に喜んでいたのが、かなり印象的だった。
今の僕は、少し違う、なんか自分でも説明できない『不純な感情』が、自分のマジックの首を締めている感じがする。
たまに『自分にマジックをやらされている』とか思う、そんな感じ。
勿論、キライな訳じゃないけど、なんだろうな、この感じは・・・。
その子の顔を、そんな事を考えながら見て、ふと我にかえって『じゃ、とっておきの・・・』と思いながら用意したのは、最近僕が一番好きな「ライジングンカード」。
『観客にカードを一枚選んでもらった後に、トランプ全部渡して、思い切りシャッフル出来ます』
その直後、全く何もしない状態で、その子が選んだカードが、グイグイ上がってくると言うもの。(文章だと説明難しいな・・・)
これは、知る人ぞ知るライジングカード。
マジシャン同志で見せても驚かれるこのマジックに、驚かない訳がない!(ちょっと自慢)
一個見せても、マジックショーを終わらせてくれないので、おとなげないカードマジックを何個かしているうちに、料理ができたので、『おしまい♪』
『また見せてね!』と言ってくれるんだけど、僕のマジック道具は漁り出すし、カードを持ってる手を掴んで来るし、子供ってルール無用で凄いよね(笑)
まー、その子が楽しんでくれるなら、無理に「タネを隠す必要」なんかないのかな?とも思う。
大人になった時に「どうせマジックって、タネがあるんでしょ?」とか、言わないような素敵な女性になってくれれば、僕は「素敵なマジックが出来るオジサン」で終われる。
そんなもんでいいと思う。
だってさ、どうせ、マジックってタネあるし。
↑
ちなみにコレは、テイクアウトした、『スゲー辛い豚肉』
タイのグリーンカレーみたいな辛さ、だけど、ちょっと違うフィリピン料理。
めっちゃ汗かきながら、ビールが進む。