オウム事件 17年目の告白 | |
上祐 史浩,有田 芳生 (検証) | |
扶桑社 |
僕は、上祐 史浩氏のトークライブに二回行って、オウム事件をちゃんと知りたい!と言う視点で読んだので、スラスラ読めました。
『面白い』って言うと、また語弊があるけど・・・。
なんか、色々と考えさせられる事ばかりでした。
凄く不謹慎な事なんだけど、上祐 史浩氏は『オウムで大きな過ちを犯して、逆に良かったんじゃないか?』などと、思ってしまいました。
勿論これは、全オウム事件の被害者の立場を無視した感想ですが・・・。
と、言うのも、『皆、人間』
人間って、一回間違えないと、『正しい事』に気付けないのかな?とか思いました。
感想を文章にすると、とても陳腐で、また僕が『変な奴』と思われるに違いないので、色々書くのは、止めた方がいいんだろうけど・・・。
単純に興味本位で『オウム事件を知ろうとする』と、それ以上の価値があるんじゃないかな?と思える本で御座いました。
特に、上祐 史浩氏とご両親の関係についての章は、オウム事件とかは別にして考えると、本当に良いです。