日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『人生の愉しみの限界を、自分で決めない方が賢明』

2015-03-13 | 曼荼羅タイト
全てのジャンル。

全ての「それを好きな人」に語りたい。

解っているようで、解っていない、小さな事。


それは、【今の自分のBESTは、経験則によるもので、これから更新される】と言う事だ。


実際、更新されながら、【今のBEST】に辿り着いた訳で、これからの人生で【もう、これ以上のナニカはない!】と決めつけてしまうのは、あまりにも自分が可哀想。




高校生の頃に自分は、いつまで生きていないといけないんだろう?と言う不安な気持ちで秒針を睨み付けたあの日が、嘘のように

今の自分は、その秒針をジッとみつめて、「動くんじゃない!」、「時間よ、止まれ!!」なんて、無謀な願いに大切な時間を使う。


時と言うのは残酷な反面。

しっかりと使えば、自分の人生を『ほんの少しだけ』、楽しませてくれる。




高校生の時、部活の後にでも、仲間同士で食べたあのラーメン。

当時は、凄く美味しかった。

40歳の手前位になると、もう胃が受け付けない・・・・(笑)




あの時に一番旨かった、豚骨ギドギドはもう、自分の中の一番ではない。

確かに、たまに食べたくなる。


自分だって、そんな老人じゃない。

まだまだ、揚げ物も食べられる。



けれども、今の自分の好きなラーメンは、なんとなくアッサリした優しい、煮干の香りがする醤油ラーメンだったりする。



年齢や、『今まで体験したもの』で、自己ベストと言うものは塗り替えられる。





マジックを仕事にしていると、結構頻繁に『私の友達もマジックが出来るから、別にアンタのマジックは見なくてもいい!』と言う人がいらっしゃる。




そんな人にこそ、僕は、自分のマジックを見てもらいたい。

本当のマジックを見たことがあるお客様は、【今までに見たマジックがあるから、君のマジックは要らない】とは言わないと、僕は思う。



これは美的に解釈させようとしているかも知れないけれど、一部の人には理解してもらえると思う




【本当のマジシャン】を見たことがある人なら、『マジックが大好きになっている』

それが出来ていなければ、マジシャンではない・・・。



最初に見たマジックが、予想を超えなかった、だけの話しなのです・・・。








自分が好きな焼き鳥屋さん、

自分が好きなワインバー、


自分が愛した異性、


色々な事が、人生の中でアップデートされていきます。


その、アップデートを拒んだ時点で、人生は終わり。





人間は生きている間に、自分が許すなら無限に楽しめる。

色々な事を知れる。



聞いたことがない音楽に出逢えるし。

味わった事のない味覚を覚醒するかも知れないし、いつもの食べ物を新鮮に感じたりする。





少しだけ違った角度からみたら、その風景も素晴らしい自分だけの絵画になるかも知れない。





だからこそ、健康でいる限り【自分にとって、これが一番だぁ!!!!】なんてものは、決めない方がいい。

それを決めた上で、それを確信に掲げる為に他の物も許容範囲に許すなら別だけど。


自分の信じた物を壊されたくない為に、他の新しい刺激を排除するのは・・・、自分自信の時間を壊してしまう恐れがある。
コメント (1)
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