日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『雷の季節の終わりに・恒川光太郎』

2010-02-16 | 
雷の季節の終わりに
恒川 光太郎
角川書店

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今日はお休みだったので、一日本を読んで過ごしました。
この前「夜市」って言う本で知った作家さんです。

午前中に、家庭裁判所に行って気分の落ち込んでいた僕にはピッタリのジトジトしたお話。

本の紹介が下手糞なので・・・

内容(「BOOK」データベースより)

現世から隠れて存在する小さな町・穏で暮らす少年・賢也。
彼にはかつて一緒に暮らしていた姉がいた。
しかし、姉はある年の雷の季節に行方不明になってしまう。
姉の失踪と同時に、賢也は「風わいわい」という物の怪に取り憑かれる。
風わいわいは姉を失った賢也を励ましてくれたが、穏では「風わいわい憑き」は忌み嫌われるため、賢也はその存在を隠し続けていた。
賢也の穏での生活は、突然に断ち切られる。
ある秘密を知ってしまった賢也は、穏を追われる羽目になったのだ。
風わいわいと共に穏を出た賢也を待ち受けていたものは―?

まぁ、ざっとこんな話なんですけど・・・。

こういうのファンタジーホラーって言うのかな?
「和製」って言うのが最初に付いていいかも知れないね。

スゲー面白い。
プチどんでん返しって言うか、映画でもなんでも「爽快感がある」って言うのを褒め言葉に良く使うんですけど、その言葉を使いたくなります。

「夜市」で魅せてくれたジトジト感もほんのり感じさせてくれつつ、「穏」と言うこの世界観。
この人スゴイ!

今月27日発売の「南の子供が夜いくところ」をかなり期待してます!
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