ROSSO - シャロン
朝起きて、携帯電話の電源を入れた。
また、今日が始まる。
今日もまた絶望を感じるかもしれない。
感じないかもしれないけれど、明日感じるかもしれない。
冷蔵庫を開けて、桃のジュースを飲んだ。
桃の味が分かるのが幸せだなんて、この前は思えなかった。
寝ぐせだらけの髪の毛にシャワーを浴びせる。
目を瞑ると自分が限りのない「無」の中にいる様に感じた。
感じただけならいいけど、目を瞑っている時は、本当に上下が反転しているかも知れない。
神をも欺く為に、水が入るのも厭わず目を開けたけど、前には白いタイルがビッシリ詰まっていた。
なんだ、まだ生きているのか。
このまま、冥界に連れていかれてもいいんだけど
でも死んだら、桃のジュースを飲めないのかも知れないと思うと、生きているのも悪くないなと思う。
朝起きて、携帯電話の電源を入れた。
また、今日が始まる。
今日もまた絶望を感じるかもしれない。
感じないかもしれないけれど、明日感じるかもしれない。
冷蔵庫を開けて、桃のジュースを飲んだ。
桃の味が分かるのが幸せだなんて、この前は思えなかった。
寝ぐせだらけの髪の毛にシャワーを浴びせる。
目を瞑ると自分が限りのない「無」の中にいる様に感じた。
感じただけならいいけど、目を瞑っている時は、本当に上下が反転しているかも知れない。
神をも欺く為に、水が入るのも厭わず目を開けたけど、前には白いタイルがビッシリ詰まっていた。
なんだ、まだ生きているのか。
このまま、冥界に連れていかれてもいいんだけど
でも死んだら、桃のジュースを飲めないのかも知れないと思うと、生きているのも悪くないなと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます