モンスターズ / 地球外生命体 [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
東宝 |
普通のロードムービーなんて面白くない!と思っている方に、是非とも観ていただきたい映画があります。
その名も「モンスターズ 地球外生命体」。
センスの欠片もない邦題になってしまったこの作品ですが。
C級映画だと思って観ると、不意打ちを喰らいます。
顎を狙われたアッパーカットだと思ってたのに、いきなりツムジを上からゴツンとヤられた感があります。
分かり易く言いますと、「ダセーC級モンスター映画」だと思って観てたら、「観る人には解る、超B級ロードムービー」だった!って感じです。
「B級」と「超B級」は違うからね♪(敢えて、ここでは説明しないけど)
この映画ね、予備知識なしに見始めて、「あ、コレはロードムービーだな」と分かった人は、楽しめる。
逆に「いつ、宇宙人出てくるの???」って感じで観ちゃうと、全く楽しめない。
図らずとも酷評する結果に陥ります。
申し訳ないんだけど、この映画を酷評してしまうと、「あ、この人、あんまり映画観た事ないんだなぁ・・・」と思われても文句は言えません。
映画の「好き・嫌い」に関しては、人の好みなんで、それをとやかく言うつもりはないんですけど、間違いなくこれは「いい映画」です。
「嫌いな映画」であってもいいんですけど「悪い映画」では決してない。
毎回言いますけど、僕、海外ドラマも併せると、DVDで1600本以上映画を観ているんですね。
そんな僕がオススメするんだから、「面白いんだな!」と言う先入観を持って観ていただけたら!と、思います。
「正しい観方」を説明しますね。
この映画は「ロードムービー」なので、地球外生命体が降りてきてしまったメキシコが舞台です。
そのメキシコから、本土アメリカに戻ろうとする男女の話し。
このブログでは、男女の「職業」を秘密にします。
(予告編には出てるけど(笑))
本当に興味を持って、観てくれる人の為に、そこは残しておきましょう。
関係性は、安易ですが、分かり易くていいです。
ドンパチ!ってな感じは一切ありません。
ゆったりと進みます。
そのゆったり感を楽しんで下さい。
最後、本当に映画の最後の「切り方」が巧妙。
それ以前に、「地球外生命体」がほんのちょっと出てきます、そのシーンも本当にいいです。
ここで「何を感じられるか?」が、この映画の面白さ、だと僕は思いますね。