最近、担々麺にハマっている。
だけど、食べると絶対にお腹が痛くなる。
痛くなって、お店を出た時に、すぐにコンビニに入った。
トイレには誰かが入っていて、立てこもり犯を追い詰めるSWATばりに蹴破ってでも入りたかったが、そんな風に力を入れたら、うんこぶりぶり事件発生って感じだったから、無言で我慢。
悟る、寸前まで無の状態で待機。
そのトイレから作業着のオジサンが出てきた時、
小学生の男の子が、「ゆうすけ!トイレ空いたよ!」と言って、友達を呼びに行った。
え?そんな・・・・・・・・
俺は、もう、「中道で生きる」と決めた仏陀状態なのに・・・
奇妙な偶然とは起こるもので、僕の名前も、「裕亮(ゆうすけ)」と言う・・・
ゆうすけ少年!!!!
申し訳ない!!!並んでいなかったお前が悪いんだ!!世間は冷たいと言う事を思い知れ!!
ゆうすけオジサンには、もう時間がないんだ!!!!
小学生の頃の自分から顔を背けるように、僕はトイレにイン!!!!
圧倒的苦悩からの解放。
ふぅ・・・・・と落ち着いたのも束の間、もしかして、ドアを開けた時に、ゆうすけ少年が俺を恨むような目つきでうんこを漏らしていたら、
僕は、煉獄から出られないだろう。
ゆうすけオジサンは、トイレで悩んだ、その悩んでいる時間も一刻の猶予もないゆうすけ少年には、永遠とも思えた絶望的時間だったかも知れない。
しかし、よく考えると、トイレは二個あった。
もう一つは女性用だ。
ゆうすけ少年!!
間に合わないなら迷うな!!!と俺は思った、
だが小学生くらいだと、男性や女性と言う事に敏感な年ごろだ、女性用トイレに入るのは、迷宮!!!!
ウォシュレットを強めて早く出ようとすればするほど、まだ俺のうんこは俺をトイレに縛り付ける・・・
解決策はないのか?!
幸い、、、僕は大人で多少なりとも経済力がある。
よしここは、トイレットペーパーの棚の上に、いくらかの小銭を置いて、出て行こう。
もし、トイレから出て、ゆうすけ少年が女子トイレに入って事なきを得ていたら、この小銭をまた持って帰ればいい。
そうしよう。
いくらにするか考えた。
最初は500円四枚置いて、友達と二人で分けてくれと思ったが、
1000円ってなると、子供にとっては大金だ。
お菓子を買って帰るとなると、全て食べきれないかも知れない。
なので、500円にしようかと思ったが・・・そうすると半分こで、250円。
んーーーっと迷った挙句、100円三枚を置くことにした、決めたら即行動、
ささっと出て、、ゆうすけ少年の安否確認。
幸い、ゆうすけ少年は、俺が思っていたほどヤワな人間じゃなかったらしい・・・一安心、ゆっくりとトイレの中に入っていった。
もしかしたら、心の中ではブッダになりかけていたかも知れない。
僕は、「俺の300円、受け取ってくれよ」と思って、本棚のコーナーにいた・・・
心の何処かで、ゆうすけ少年に無言で盗って行って欲しくはなかった。
その刹那、ドアが開き、ゆうすけ少年は将来の自分、つまり俺に向ってこう言った。
「オジサン、300円忘れてますけど・・・」
お、、、お前!!まだそんな余裕があったのか!!大丈夫だったんだな!!!良かった!!!
僕はこう言った「偉いね、あげるよ、300円」
ゆうすけ少年の友達は、何が起きているのか解らず、ポカンとしていた。
ゆうすけ少年「いいんですか???」
ゆうすけオジサン「うん、いいよ、今日暑いから、アイスでも買いなよ」
ゆうすけ少年は一瞬考え、「アイスか・・・チョコでもいいですか?!」と純粋な質問を、トイレの順番も守らないオジサンに聞いてきた。
ゆうすけオジサンは、「300円は、君達にあげるから、好きなものを買ってよ」とだけ言って、立ち去った・・・。
トイレの順番を守りもしないくせに、子供に300円を握らせ、少し「良い事をした」なんて気分になった。
ゆうすけ少年には、僕みたいになって欲しくない。
罪悪感を300円で買い戻す、汚い大人になんて・・・
これは余談だが、ゆうすけ少年や、その友人が、親にこの事を伝えたのかも、もちろん知る由もない。
もしかしたら正直に話して、知らないオジサンさんからお金を貰うな!と怒られたかもしれない。
親に黙って、こっそりチョコを食べていても、問題ない。
正直にオジサンに伝えたら、きもちよく300円貰えた。
だまっていたら、300円を取ったという罪悪感が芽生えたかもしれない。
ゆうすけ少年へ。
これから起きる人生の選択肢は、全て自分で決めるのだ、
全て自分で決めて、自由に生きて行こう、俺も頑張って生きていく。
俺がうんこを漏らしそうになった時、また会おうな、そしてその時、俺は君に「あの時はオジサンを許してくれてありがとう」と言う、男と男の約束だ。
だけど、食べると絶対にお腹が痛くなる。
痛くなって、お店を出た時に、すぐにコンビニに入った。
トイレには誰かが入っていて、立てこもり犯を追い詰めるSWATばりに蹴破ってでも入りたかったが、そんな風に力を入れたら、うんこぶりぶり事件発生って感じだったから、無言で我慢。
悟る、寸前まで無の状態で待機。
そのトイレから作業着のオジサンが出てきた時、
小学生の男の子が、「ゆうすけ!トイレ空いたよ!」と言って、友達を呼びに行った。
え?そんな・・・・・・・・
俺は、もう、「中道で生きる」と決めた仏陀状態なのに・・・
奇妙な偶然とは起こるもので、僕の名前も、「裕亮(ゆうすけ)」と言う・・・
ゆうすけ少年!!!!
申し訳ない!!!並んでいなかったお前が悪いんだ!!世間は冷たいと言う事を思い知れ!!
ゆうすけオジサンには、もう時間がないんだ!!!!
小学生の頃の自分から顔を背けるように、僕はトイレにイン!!!!
圧倒的苦悩からの解放。
ふぅ・・・・・と落ち着いたのも束の間、もしかして、ドアを開けた時に、ゆうすけ少年が俺を恨むような目つきでうんこを漏らしていたら、
僕は、煉獄から出られないだろう。
ゆうすけオジサンは、トイレで悩んだ、その悩んでいる時間も一刻の猶予もないゆうすけ少年には、永遠とも思えた絶望的時間だったかも知れない。
しかし、よく考えると、トイレは二個あった。
もう一つは女性用だ。
ゆうすけ少年!!
間に合わないなら迷うな!!!と俺は思った、
だが小学生くらいだと、男性や女性と言う事に敏感な年ごろだ、女性用トイレに入るのは、迷宮!!!!
ウォシュレットを強めて早く出ようとすればするほど、まだ俺のうんこは俺をトイレに縛り付ける・・・
解決策はないのか?!
幸い、、、僕は大人で多少なりとも経済力がある。
よしここは、トイレットペーパーの棚の上に、いくらかの小銭を置いて、出て行こう。
もし、トイレから出て、ゆうすけ少年が女子トイレに入って事なきを得ていたら、この小銭をまた持って帰ればいい。
そうしよう。
いくらにするか考えた。
最初は500円四枚置いて、友達と二人で分けてくれと思ったが、
1000円ってなると、子供にとっては大金だ。
お菓子を買って帰るとなると、全て食べきれないかも知れない。
なので、500円にしようかと思ったが・・・そうすると半分こで、250円。
んーーーっと迷った挙句、100円三枚を置くことにした、決めたら即行動、
ささっと出て、、ゆうすけ少年の安否確認。
幸い、ゆうすけ少年は、俺が思っていたほどヤワな人間じゃなかったらしい・・・一安心、ゆっくりとトイレの中に入っていった。
もしかしたら、心の中ではブッダになりかけていたかも知れない。
僕は、「俺の300円、受け取ってくれよ」と思って、本棚のコーナーにいた・・・
心の何処かで、ゆうすけ少年に無言で盗って行って欲しくはなかった。
その刹那、ドアが開き、ゆうすけ少年は将来の自分、つまり俺に向ってこう言った。
「オジサン、300円忘れてますけど・・・」
お、、、お前!!まだそんな余裕があったのか!!大丈夫だったんだな!!!良かった!!!
僕はこう言った「偉いね、あげるよ、300円」
ゆうすけ少年の友達は、何が起きているのか解らず、ポカンとしていた。
ゆうすけ少年「いいんですか???」
ゆうすけオジサン「うん、いいよ、今日暑いから、アイスでも買いなよ」
ゆうすけ少年は一瞬考え、「アイスか・・・チョコでもいいですか?!」と純粋な質問を、トイレの順番も守らないオジサンに聞いてきた。
ゆうすけオジサンは、「300円は、君達にあげるから、好きなものを買ってよ」とだけ言って、立ち去った・・・。
トイレの順番を守りもしないくせに、子供に300円を握らせ、少し「良い事をした」なんて気分になった。
ゆうすけ少年には、僕みたいになって欲しくない。
罪悪感を300円で買い戻す、汚い大人になんて・・・
これは余談だが、ゆうすけ少年や、その友人が、親にこの事を伝えたのかも、もちろん知る由もない。
もしかしたら正直に話して、知らないオジサンさんからお金を貰うな!と怒られたかもしれない。
親に黙って、こっそりチョコを食べていても、問題ない。
正直にオジサンに伝えたら、きもちよく300円貰えた。
だまっていたら、300円を取ったという罪悪感が芽生えたかもしれない。
ゆうすけ少年へ。
これから起きる人生の選択肢は、全て自分で決めるのだ、
全て自分で決めて、自由に生きて行こう、俺も頑張って生きていく。
俺がうんこを漏らしそうになった時、また会おうな、そしてその時、俺は君に「あの時はオジサンを許してくれてありがとう」と言う、男と男の約束だ。