第二段。
うん、誰得なんだろこれ。
完璧自分用で保存用だからいいか。
前回の地元の寺社&御朱印巡りで味を占めた俺はまたしても地元の寺社&御朱印巡りの旅に出掛けたのであった。
今回はちょっとした散歩では無く、結構歩いた。
出発。
先ずは正智庵へ。
絶対何も無いだろうと思われる道をふと曲がるとある。
この庵感、最高。
右側にベンチとちょっとしたスペースがあるのだが、ここでお茶でもするのだろうか。
ここの御朱印は更に歩いた勝光寺という場所で貰える。というか、正式には御朱印帳に書いてもらう御朱印ではないのだが。
で、正智庵を後にして、向かうは中氷川神社。一体この短期間で何回ここに来るのであろうか。
目的は、中氷川神社で頂ける御朱印コンプリートである。
中氷川神社の御朱印は既に夏詣で貰っている。
そして先日、堀口天満天神社の御朱印を貰ったことは記した通りだ。
残る2つは、金比羅神社と、荒幡浅間神社
金比羅さまの方は神社の境内にある。
お参りして御朱印を頂く。
直書きを待つ静寂の時間…
頂いた後、残るあと一つ、荒幡浅間神社まで歩けるか聞いてみた。
すると、
いやぁー、歩けなくはないですけどねぇー…
なるほど、その様な距離なのね。一瞬で理解した。
まぁ、歩くんだけど。
気合いを入れて歩みを進めると、程なくして勝光寺に着いた。
ここで、勝光寺と正智庵の御朱印、というか、狭山33観音の御朱印を頂いた。
これは御朱印帳に貼るものではなく、専用の納経帳を使う為のもの。危うく切って貼ってしまうところであった。
現在地を確認すると、下山口駅の辺り。
ここから荒幡は歩ける距離である。
何しろ荒幡富士への看板が出ていた。
こっからは登山だ。
閑静な住宅地を抜ける。
この辺の家はトトロ感があっていい。
交通の便は無さそうだが、俺の家といい勝負だ。
住宅地を抜けたら坂道を5分ほど歩くと…
着いた。
言う程遠くはないな。
ここまできたら登るでしょ。荒幡富士に。
頂上からの景色。
本物の富士山も見える。
思ったよりも絶景であった。
帰ってから得た情報によると、ここは初日の出スポットらしい。たしかにここから見る日の出は素晴らしいものがあるだろうな。
そしてお参り。
何とも味のある神社ではないか。
これで心置き無く、御朱印が頂ける。
さぁ、帰ろうかと思ったが、来た道をなぞるだけでは面白くない。地図を見てみると、西武園の方までぐるっと歩けることが判明。下山口方面ではなく、西部丘陵をぐるっと歩き、西武園方面で帰ることにした。
ひたすら歩く。
20分ほど歩くと、西武園西駅という駅に行き着く。
既視感が凄い。
あぁ、ここは西武園遊園地の入り口で、幼い頃に何度か来たことがある。
入り口は封鎖されており、とにかく人が居ない。
めっちゃ久しぶりに乗るレオライナー。
人がいなすぎて、果たして運行しているのか不安だったが、改札入って1分でレオライナーが来た。何て運がいいんだろう。下手したらめっちゃ待つところだった。
遊園地西駅から西武球場前駅までの景色は素敵だった。
俺はこんな所が地元になったんだな。
そして西武球場前駅に到着。
ここから最後の目的地である山口観音に向かう。
毎年初詣は狭山不動尊なので、山口観音に味を踏み入れるのは初めてだ。
一言で表すなら「異国」であった。
何というか、ブータンとか行ったことないがそんな気がした。
中国の要素も入ってるな。
散歩しているだけで面白かった。
無事に御朱印を頂き、山口観音を後にする。
さぁ、残す巡礼はあと一つ。
中氷川神社で荒幡浅間神社の御朱印を貰うだけだ。
ということで、西武球場前から中氷川神社までまた歩く。
17時前に無事に頂くことができた。
これで中氷川神社の御朱印四つ全てコンプリートした。自分の足で歩いた。
いやぁ、めっちゃ歩いた。
地元の散歩が趣味って渋すぎやしないか。