自称・へっぽこブログ!!

クラシック音楽やマンドリン音楽、オーディオやレコードなど。

DAYTON Audio DTA-120購入、タンデムスピーカーのバイアンプ接続に挑戦

2017年05月09日 23時58分35秒 | オーディオ
タンデムスピーカーキットKT-812をユニット毎に端子をセパレート化したことは自称大人気ブログで報告済です。
この改造で分かったことは、背面ユニットの音が前面ユニットと比べてとっても小さく、効果を成しているのか?という事でした。
その時の様子はこちら。

FBのオーディオクラブで相談したところ「バイアンプ接続」を勧められました。
「バイアンプ接続」とは、スピーカーのユニットそれぞれにアンプを繋げて音を出すという方式の事です。
我が家のスピーカーは、前面・背面それぞれ一つ合計二つのユニットがあるので、アンプを一台準備する必要があります。

追加のアンプはデジタルアンプを薦められまして予算$100以内としました。
一週間掛けて選んだのは、Dayton Audio「DTA-120」。amazon. comで税込$95、日本だとこの2倍強の価格です。
月曜日に注文して土曜日着。Amazon Prime会員なのに到着まで時間が掛かりました。

外箱。


開封。ACアダプタは二穴タイプ。行く行くはケーブルの交換も考えましょう。


DTA-120の前面。電源スイッチがなくボリュームを反時計方向に回し切る事でON/OFFしています。


背面。メーカー製だけあって生産国が中国でもしっかりとした構造です。


今使っているYAMAHA A-S700はPRE OUT端子が無いので、REC端子を使いました。端子間のスペースが少ないので配線には若干、苦労しました。


ACアダプタの端子が緩んでました。念のため、中のはんだ付けも確認しましたが大丈夫そうですね。


設置して電源を入れて音出し。当初、音が出なかったので「REC端子だと出力小さくてダメか〜」と思ったがA-S700側のセレクタを変えるとDTA-120を通して音が出るようになりました。
おかげさまで、当初の目的通り、前面/背面ユニットの音量を別々に調整できるようになりました。


背面ユニットはダイトーボイスDS-120FIII。このユニットだけを鳴らすと、箱の中で鳴っているせいか「高音が少なくカサカサした野太い音」。単体で聞くにはちょっとキビシイ音質。
ゆくゆくは、前面ユニットのFE83-SOLと同じFOSTEX製12cmユニットと交換したい。

背面側は縁の下の力持ち的な存在、音量上げすぎると前面ユニットの音を邪魔して変な音になってしまいます。
調整方法は前面ユニットのボリュームを固定、背面ユニットのボリュームを徐々に上げていって「共鳴したところ」がベストポジションだと思います。音盤ごとに調整が必要です。

それと、このDTA-120、一時間ほど通電すると機体全体がほんのりと暖かくなります(手で持てるくらいほんのりとした発熱)。
小さい割には結構、発熱します。デジタルアンプ全般がそう言う傾向なのか?!

とにかく上手くいきましたので良かったです。アドバイスをいただいたMさん、ありがとうございました。感謝します。