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Louisville Orchestra 「Tchaikovsky Violin Concerto」

2018年01月16日 07時29分51秒 | クラシックコンサート
2018年最初のルイヴォ・オーケストラ演奏会へ行ってきました。
本ブログ既報通り、前日は強大な低気圧がやって来て氷混じりの雨と雪を降らせて、その日の公演は中止。天候が回復した13日土曜日の演奏会は無事、公演を行うことが出来ました。


プログラムは下記の写真。


指揮はいつもの音楽監督Teddy Abramsではなく「Jayce Ogren」氏。パンフレットによるとフィラデルフィア・エリアを中心に活躍、コンサート&オペラを得意とするアメリカ人指揮者のようです。

前半は二曲。両方とも初見。
申し訳ないのですが、私はシベリウスの交響曲とは仲良くなれず、どうしても分かり合えないのです(二曲目は第七交響曲)。


後半はメインのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。Vn独奏はコンサートマスターGabriel Leifkowitz氏。昨年2016/2017年シーズン途中よりルイヴォ・オケのコンマスに就任しています。その前はKnoxville Orchestra のコンマスだったようです(2011年より若干23歳で!!)。

確かなLeifkowitzの演奏技術、更に指揮のオグレンさんと所々でアインザッツを合わせるという光景を見て、オケも指揮者もコンマスのレイフさんを支えているのだと好感を持ちました。

残念だったのは、レイフさんの音が時々オケの音に消されてしまったこと。独奏を専門としている奏者はオケの音に埋もれず、奏者の音が目立つのですが、レイフさんは所々で音が埋もれてしまっていました。

それと、お約束の一楽章後に大きな拍手。所々でスタンディング・オベーション。予想通りの展開でした。日本の演奏会では考えられない光景です。


以前のオケのレベルを考えると、とても満足の演奏でありました。
右端は指揮者のオグレンさん、その隣が独奏者のレイフさん。


オケからお祝いの花束。




ほとんどの客席の方が立って拍手していました。



おまけ
夕食で訪れた「Gordon Biersch」。
まずはスープ。


そしてメインのNachos、Pizza。