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仙台フィルハーモニー管弦楽団 ニューイヤーコンサート2021 いわき公演

2021年01月17日 22時54分00秒 | クラシックコンサート
1月11日にいわき市の芸術文化交流館アリオスで行われた
仙台フィルハーモニー管弦楽団 特別演奏会
「名曲コレクション」ニューイヤーコンサート2021いわき公演
に行ってきました。








演奏曲は、前半がモーツァルト2曲、後半はベートーヴェンの第七交響曲と文字通り名曲の数々。
オーケストラの演奏会はいつ以来だろうか? と記録を辿ると、2019年秋のNHK交響楽団いわき公演以来でした。


2021年最初のコンサート、難しいことは言わず楽しもうではありませんか!!

2曲目のモーツァルト「オーボエ協奏曲」は仙フィルの首席オーボエ奏者の西澤さんが独奏を担当。休憩後に舞台袖から団員たちの足踏み拍手が聞こえたので団員同士の関係の良さが伝わりました。

後半の第七交響曲。
新年最初に演奏するのにもってこいの賑やかで華やかな名曲です。
指揮者の太田弦さん。もちろん名前は存じ上げておりましたが演奏に接するのは今回が初めて。まだお若いのに素晴らしい指揮力でベートーヴェンを演奏いただきました。若々しくてニューイヤーにふさわしい溌剌としたベートーヴェンでした。

アンコールは、ピッチカート・ポルカ。
5つしか音符の無いコントラバスパートの存在感が抜群。弦の4パート、コントラバスの活躍(パフォーマンス)に持っていかれてしまいました!!

アンコールのときに「心に音楽という注射を(だったっけ?!)」という言葉が心に突き刺さりました。我々に必要なのはワクチンではなく「音楽」という名のワクチンも大事ですよ!!
再度の緊急事態宣言が出された中、遠く仙台からいわきまで訪問して演奏会を行っていただいたことに感謝します。


最後に。
休憩後の携帯注意のアナウンスはなんと指揮者の太田さん自身がアナウンスしました。これは否が応でも聴衆の注意を引きます。
「着信音が指揮台まで聞こえることがあります」と言われると、こちらとしても「もう一度確認しなければ」という気持ちにさせられてしまいます。
おかげで演奏会中に着信音に邪魔されることはありませんでした。