斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

テレビで、重要なことを十分吟味せずに解説している人をみると、大丈夫かなあ、と心配になります。

2012年06月15日 21時20分17秒 | 水難・ういてまて
水のシーズンが近づくと、毎年テレビで、重要なことを十分吟味せずに解説する人が出現します。
テレビに出るあなた、あなたの一言で、人が生還するし、死ぬし、吟味せずに発言する恐ろしさをもっと真剣に考えてほしい。

ある救助組織の方がテレビで、自分の力で泳いで戻れとの趣旨の発言をしました。自分の力で戻れるなら、これまで死ぬ人はいないし、そもそも救助組織はいりません。その救助組織に税金を投入する必要はないと断言します。

テレビで「沖から戻って来い」と言うだけなら、ボランティアでも言えます。要救助者を無事救助につなぐため、要救助者の役割と救助者の役割をしっかり認識し、救命の連鎖として救助計画を立てられる組織がプロフェッショナルであり、そこに税金が投入されるべきです。ちがいますか?

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長岡市立関原中学校の皆さん、ようこそ

2012年06月15日 20時20分51秒 | 来学者足跡
長岡市立関原中学校の3年生と引率の先生が3時間にわたり本学を見学しました。かなりの皆さんが技大祭で本学に馴染みがあったと思います。いかがでしたか?

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(財)長岡技術科学大学技術開発教育研究振興会理事会・評議員会

2012年06月15日 00時22分57秒 | 長岡技術科学大学の広報
表題の会議が14日17時からホテルニューオータニで開催されました。
財団の概要は、「実践的な技術の開発と多様化する社会のニーズや課題の解決を主眼とする教育・研究活動への支援事業及び産学地域連携交流事業を行うことにより、技術開発、人材育成、産業の活性化を推進し、もって我が国の科学技術の向上と社会の発展に寄与することを目的とする」で、本財団は381,502,024 円の基本財産を運用しながらさまざまな事業を行う公益財団法人です。本学のみならず、全国の国公私立高専の研究助成や学生支援などの事業を実施しています。

この4月から公益財団法人に移行しました。公益財団法人は法人の中でももっとも公益性が求められて、運営に厳格・厳密性が求められます。理事会はこの法人の業務執行の決定を行う機関で、会社で言えば取締役会のようなものです。評議員会とは株主総会のようなもので、理事及び監事の選任及び解任や貸借対照表及び損益計算書の承認などを行います。このほかに、理事会の業務が適切に行われているか中立的な立場でチェックする監事がいます。

理事や評議員には、大学を昔から支えていただいている長岡市やその周辺の企業の会長、社長など各界の有力者に就任していただいています。地元の皆様に宝だと思っていただけるからこそ大学がそこで活躍できるのだと心から感じています。
http://ntic.nagaokaut.ac.jp/fartun/list_of_name24.pdf


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