本日は、タイからの留学生のSarayut Tunmee くんの博士論文公聴会ならびに審査でした。
博士論文のタイトルは、Synchrotron-Based Spectromicroscopy and Electrochemical-Mechanical Analyses of Film Forms of Diamond-Like Carbon and Related Materials
(ダイヤモンド状炭素と関連材料膜の電気化学的および機械的解析とシンクロトロン
顕微分光学)です。

もちろん、博士論文は英語、発表も討論も英語です。昨今、博士論文そのものや公聴会ならびに審査にいろいろと疑義が寄せられる例があるようですが、実際に表ざたになるまで、「そんなことがあるのか?」と考えたこともありません。
150ページに及ぶ英語の博士論文は、まず、元になるデータは週報で確認し、国内、国際会議に出して、近い研究者と議論し、それらをまとめて学術雑誌に投稿して、それが公表となり、それを踏まえて博士論文を作成して、学位申請者とともに何度も読み直し、予備審査、本審査を経て、本日に至るわけで、何十人も博士を出している中で、いつもながら手を抜ける部分がないと思います。
公聴会と審査も、先輩教員から、「博士の公聴会とは短刀を準備していき、審査が失敗したら腹を切るくらいの覚悟が指導教員には必要だ」と教わってきました。さすがの本物の担当は準備しませんが、それくらいの覚悟でいつも望んでいますし、それなりに日夜時間を費やしています。もちろん、指導教員がそれくらいの覚悟であれば、学位申請者はもっと厳しい状況の中で準備しているはずです。
いずれにしても、今日は一つ肩の荷が下りました。さてと、次の仕事が待っています。
博士論文のタイトルは、Synchrotron-Based Spectromicroscopy and Electrochemical-Mechanical Analyses of Film Forms of Diamond-Like Carbon and Related Materials
(ダイヤモンド状炭素と関連材料膜の電気化学的および機械的解析とシンクロトロン
顕微分光学)です。

もちろん、博士論文は英語、発表も討論も英語です。昨今、博士論文そのものや公聴会ならびに審査にいろいろと疑義が寄せられる例があるようですが、実際に表ざたになるまで、「そんなことがあるのか?」と考えたこともありません。
150ページに及ぶ英語の博士論文は、まず、元になるデータは週報で確認し、国内、国際会議に出して、近い研究者と議論し、それらをまとめて学術雑誌に投稿して、それが公表となり、それを踏まえて博士論文を作成して、学位申請者とともに何度も読み直し、予備審査、本審査を経て、本日に至るわけで、何十人も博士を出している中で、いつもながら手を抜ける部分がないと思います。
公聴会と審査も、先輩教員から、「博士の公聴会とは短刀を準備していき、審査が失敗したら腹を切るくらいの覚悟が指導教員には必要だ」と教わってきました。さすがの本物の担当は準備しませんが、それくらいの覚悟でいつも望んでいますし、それなりに日夜時間を費やしています。もちろん、指導教員がそれくらいの覚悟であれば、学位申請者はもっと厳しい状況の中で準備しているはずです。
いずれにしても、今日は一つ肩の荷が下りました。さてと、次の仕事が待っています。