徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

かくも深く、かくも惨い…

2014年05月21日 | 日記


飯舘の産業は「牛」と「石」だった…
しかし、放射能で牛は全滅
石も二度と採掘をされることはない…

その街を高台から見下ろした風景は
除染で地表が剥がされてゆき
そこへ山砂が敷かれてゆく
その膨大な量の為に
山砂の値段は高騰したともいわれる…
そして後に残されるのは
トン袋に入れられ積み上がる汚染土…
それが巨大なピラミッドのように
風景の中に点在している…
正直この場所に人が戻り暮らす姿が
想像出来ない…
しかしここに人がいない訳でもない…

原発へ向かう作業車や大型トラック
それに除染の車や
離れて暮らす仮設住宅から
ここに残したペットに会う為に
週に数回通ってくる住民の車もある…
車が増えれば増えたで
この高い線量の中でさえ
店を開いたガソリンスタンドもあり
同様に仕事の為に戻る人の姿もある…

しかしそれら以外の基幹産業はほぼ
全滅と言ってもいいだろう…
そこに若い世代が戻るだろうか?

無理に戻せば恐らく被害が広がる…
数千億円を投入した除染にも結局は
勝算が無いのだろう…
そんな話を
除染をしている本人達が言っていた…

原発の爪痕というものは
      かくも深くかくも惨い…



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【鼻血論争】

2014年05月21日 | 日記
鼻血が出たの出ていないのと
ネット上では
エラい騒ぎ立てだったようですけども
このところの福島でも
色々様々諸々な話をお聞き致しました…

昨日お会いしたお爺さんは
「食いしんぼの鼻血」と言ってたけど
恐らく
「美味しんぼ」の事なんでしょうねぇ~
さすがにツッコめませんでしたけど…
兎にも角にも
福島でも賛否が別れている模様ですね…

因みに原発被災地で
放射能の影響を受けやすいものはみな
「こ」がつくと誰かが言っていました…
もちろんまずは「子供」であり
タケノコやキノコなど山の幸でもあり…
よく見ると
尻に「コ」がついていますもんね…
それに比べて山菜は安心なようですが
ハッキリ言って
こればっかりは己と自分の事故責任
そのために街には
測定機関があったりするんですからね…

美味しいサラダを食べた時は
料理人さんに感謝をして
料理人は野菜を作った人達に感謝して
そしてその全ての人達は土に感謝する…

だから、土は汚しちゃいけないんです…

みんなが困るから
そして、困るのは人間だけじゃないから…




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誰かの故郷…

2014年05月21日 | 日記
川俣を抜けて飯舘村へと向かう道は
何処までも上る延々たる坂道…

その坂道がどんだけ凄いかっつうと
飯舘方面から下って来る途中
ブレーキが焼き付いて
そこらに突っ込んだ車が何台かある
そういうレベルだそうな…

しかもこの道は震災後
大掛かりに整備改修されたというが
ふむふむなるヘソ
原発へと向かう主要道路ってえ訳か…
確かに作業に携わる車が多く
見ると北海道や九州ナンバーもある…
それだけ人を集めても
結局儲かるのは元請けゼネコン企業
原発が稼働しようが爆発しようが
ゼネコンが儲かる事に変わり無いと
そんな皮肉も聞こえる…

飯舘村の境界手前には一軒家があり
境界を越えた先にも
幾つかの建物が建っているが
手前の家には人が暮らし境界の先は
人々がどこかへ避難している…
それが避難区域の境界線
補償があるか無いかの違いでもある…
しかしその僅かな距離には
全く同じく風と水と緑と空気がある…

通り過ぎる車は相変わらず
遠くからのナンバープレートが多い…

その人達に
やがては帰るふるさとがあるように
この村も
帰る事が出来ない誰かのふるさと…




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