平成31年2月が終わってしまいました。
雨が一日中降り続け気温も7度と低く寒い一日でした。なぜかからだもこころもおもく。
2月も健康に留意した月でした。検査結果も異常がなくちょっと安心しました。
金曜会のナイターテニスは寒かったです。ここを乗り切れば暖かい春がやってくると思い歯を食いしばり老骨に鞭を打ちました。
そんなこんなをしているうちに「到彼岸法要」のご案内が水澤山真福寺から届きました。亡くなった親父の年齢に近づき、今までにはない心境です。
さあ、3月です。平成も残すところ2ヶ月。平成は何もかも含み込んだ30年だった。
繰り返すこと 積み重ねること
先日ベトナム赴任中の友人が一時帰国しました。8年教室を共にした35年来の旧友です。福岡出身の同僚とついに婚約し、ご両親へ挨拶、ご先祖さまのお墓参りに帰国とのこと。 急遽、同窓生が集まり、二人を囲んでお祝いをしました。喜びが溢れ出す嬉しそうな、海外で暮らす二人に、初々しさと華やかさを頂戴しました。
一方、隣に同席した元クラスメートは、先日長女が成人式を迎えたとのこと。その夜は、夫婦で親の勤めが果たせつつある安堵感と、乗り越えたさまざまな日々をしみじみと語り合い、完全な夫婦になった気がしたと話してくれました。堂々とした語り口に揺るぎない絆と積み重ねがもたらした威厳を感じました。
新聞で変化の速い社会の中で、常に昨日とはちがう新しい適応が強いられる「リセット社会」との論評を読みました。一方で変わらぬ日常を積み重ね、育まれる愛情や家庭、人生を目指したいと改めて考えさせられました。
春彼岸 春分の息吹きを頂戴し
家族と共に 大切なあの人と 共に重ねるこの一歩
水澤山真福寺