今年も報恩会のご案内がきた
寒暑入り交じる日々が続きますが、ご本堂の前の蓮の葉も背が伸びてお盆の準備を始めているかのようです。
先日、新潟、魚沼市(小出)の名刹のご住職になられた先輩が真福寺を訪ねてくれました。この布団に寝て貰おう、大好きな裏高尾のお豆腐を食べて貰おう、お土産は、、、と家族で準備を整えました。
高尾山でよく一緒に飲んだ薬王院茶を片手に食卓を囲むと、机を並べ論文に取り組んだ日々、お互いお堂に寵り修行した日々、二人で登った山々の記憶、悲喜・苦楽が想起され、苦しかった思い出すら愛おしく、温もりと勇気を頂きました。
卓を囲む喜びやその力を改めて実感しました。
この上に すわり給へと 蓮の花 <子規>
お盆はご先祖さまの里帰り、喜び共にお接待。今年もたいせつなあの人の席を整え、お養いを頂戴し合う よいお盆 となされますよう祈念しています。
暑い中でご苦労様ですが、お盆のご接待の総仕上げお経のお供えに、ご先祖さまのお見送り、報恩会にご参加ください。
母歩く 庭と思いぬ 盆の月 <長谷川かなじょ>
今年も送り盆 報恩会に参加
小雨が降るなか中央道を走り高尾山 真福寺に。
行ける時まで行こうではないか先祖のお墓に。交通事故に十分注意して。
平日で雨という条件の中、約100名が参加。
住職の説教はますます理解不能に。説教とはこういうものか。
智山勤行式。般若心経が子守唄に。
雨の墓参りは辛い。年に数回だ。笑顔で行こう。
あの階段は老いと共に辛さが増す。いつまで登れるか。
お墓から見る景色はまた新しくなっている。森がなくなっている。
真福寺の入口の掲示板に「四苦八苦」が。
人生の苦渋は
学びの時
苦ありて楽ありの
道理なり
俺にはよく理解できない。
事故で中央高速を府中インターで降りたら迷子に。
やけに活気のある場所だなと思ったら競艇場。
そして独特の雰囲気の競馬場に出てやっと我に返った。