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輝ちゃんつれづれに 

インスタ・LINE、スレッズ、mixi2を始めました。楽しかったこと、残しておきたいことを自分の言葉で書き込みます。

寒波到来 51日遅れの氷

2020年02月08日 23時10分10秒 | マツンのおもい

朝日新聞 天声人語に高村光太郎さんの「冬が来た」(詩集「道程」)を取り上げていた。

私は教養不足なのでこの詩を知らなかった。手をぐっと握り直し気合が入った。

「道 程」より

 冬が来た

きっぱりと冬が来た

八つ手の白い花も消え

公孫樹(いちょう)の木も箒(ほうき)になった

 

きりきりともみ込むような冬が来た

人にいやがられる冬

草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た

 

僕に来い、僕に来い

しみ透れ、つきぬけ

火事を出せ、雪で埋めろ

刃物のような冬が来た

私は、長年、サムエル・ウルマンの「青春」の詩を大事にしてきた。

きっぱりと/きりきりと/刃物のような

冬がストレートに飛び込んでくる。

腰砕けだった私に真正面から・・・。

きちんと受け止めようではないか。

研ぎ澄まされた本物の冬だ。

梅も春を待ちかねている。


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