理由は何あれ、ブログの更新を怠っていた。
今日より明日、だからこそ今日の「いま、ココ」が大事。
緊急事態宣言の延長が発表する前の5月2日に「仲間たちのみなさんへ5月」と題して次のような文章をフェイスブックに書き込むと同時に、知人・友人にメール・手紙で情報発信した。世の中に溢れ濁流のように流れ出る情報の中から情報を選択し、自分で考え、自分でまとめ発信することにした。マスコミに完全に誘導され、与えられた情報に気がつかず、「考えること」「決めること」を怠っていたようだ。
(仲間のみなさまへ 5月)2020/5/4
5月に入り、「ステイホーム週間」真っ最中だと思います。
安倍総理の言う、「オンライン帰省」をやっていますか。新型コロナウイルス感染拡大は私たちの生活を大きく変えています。休校、休業、外出自粛、三密、テレワーク、業務自粛、娯楽施設閉鎖、文化・教養・スポーツ等の中止・延期などで辛い思いをしていることと思います。
私の一番の辛さは水曜、金曜の週2回のテニスができないことです。テニスができることは当たり前だと思っていました。私の場合は趣味でやっているので経済的打撃はありません。コーチたちはレッスン収入もなく四苦八苦していることと思います。ルーテル学院大学の公開講座も中止になりました。情報の交差点活動もストップしています。
コロナ禍以前の日常に戻ることは困難です。そこは覚悟しなければなりません。コロナ感染とは長期化のたたかいであり、勝ち負けでなく、ワクチンの開発とか、一極集中改革、働き方改革、教育改革など生活様式の改善で共生していかなければなりません。みんなが受け身になるのではなく、自ら考え行動を起こす時です。ということは、声を上げるということです。自分たちの今の苦しみは自分のせいだけでなく社会の仕組・制度からきている。
最近、結構若い方が一軒家を購入し、車庫には高級車が止まっている景色を見ます(私が見ているのは武蔵野の境南、三鷹の野崎・深大寺・大沢)、日本の一時の中流階級が戻ってきたような気がします。この層がコロナ禍で持ちこたえられるか。私はこの層は潰され、また格差が拡大すると思います。
自分の置かれた場所で確信に満ちた生き方が問われています。民主主義を守ることだと思います。ちょっとした気の緩み、不注意が感染拡大の一因です。外出を自粛して、三密を守り、居心地は悪いが、「ココは我慢の時だ」と毎日を耐えるしかありません。
命を守ることが最優先されなければなりません。
5月に入りちょっと考えてみました。健康に留意され、日々をお送りください。
いま、自分が生きている中で何が一番大事なのか。感染者数の量で判断していないだろうか。「いのち」である。今日現在、633名の方が亡くなっている。注目しなくてはいけないのは弱者の「いのち」救済である。自粛・休業要請はあるけど保証が伴っていない。スピードを持った支援がないといのちを失う危険がある。
今日、5月10日は母の日である。武蔵境の花屋さんで怖い景色を見た。店の前に行列ができている。ソーシャル・ディスタンシングがまったく守られていない。売りつくしたい花屋さんに気持ちもわかる。でもだ、三密をしっかり守らないと。心構え、ゆとり、人生の余白が問われそう。
大事なこと、一人ひとりが感染をしない、させない行動をとること。コロナウイルスを甘くみてはいけない。日本人独特の自粛警察がでてきた。用心しないと。