2024年04月13日(土)
機内食 @ ネパール航空
Nepal Airlineのカトマンズ→成田の直行便は1時間ほど遅れて23:30頃に飛び立ち。
運ばれながら日をまたぎ、ネパール的には2081年あけましておめでとうございます!
けっこう寝てしまった乗客もいる中で、お待ちかねの機内食。
帰りはどんな感じかなあ。
ネパールで作って機体に積み込まれるとなると、もしかしてダルバートだったりするのかな。
行きよりも新しい機体でモニターの映りもいい感じの中で、あれこれ妄想しながら、こんなワクワクが残っているなんて、とても素敵な旅じゃないか。
こういうウキウキな気持ちが湧いてくるたびに、コトリちゃんも含めて無事だったからこそだと思う。
人に迷惑かけまくっといて、しかもパートナーの命の危機をネタにするなんて不謹慎だ、不真面目だ、けしからん!と思う自分もいるし、これを読んでくださっている皆様の中にも僕と同じように不謹慎だ、不真面目だ、けしからん!けしからん!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ごもっともです。
そういったお考えは陰口やネット上で表明するのではなく、どこかのカレー屋さんで僕を見つけた時にでも直接おっしゃってくださいますようお願いします。
というお願いを僕自身はネット上に書いているというのもまた自分勝手……。
そんな我欲が祟られた、ということではないけれど、帰りの機内食も行き(成田→カトマンズ)とほぼ同じ。
パッケージも変わらず、なんかかわいいやつで提供される。
ライスを選んだ場合、フライドライスっぽいものとチキンカレーっぽいもの。
ヌードルを選んだ場合、チョウミンっぽいものとマンチュリアンっぽいもの。
僕の感性にとっては「っぽいもの」と言い表してくなるような、絶妙に曖昧な無国籍スパイス料理にまた会えた。
お菓子は相変わらずおいしかったし、お菓子が入っていたカップに、後でコーヒーorティーを注いでもらえるのを知っているので、慣れたもの。
2時間くらい静かな時間を挟んで、軽食タイム。
行きはパイ生地みたいな感じだったけど、帰りはバーガータイプ。とお菓子。
ケチャップは一生開けられないパッケージだから、旭化成のマジックカットの物凄さを思い知る。
こんなことを言ってられるのも(以下省略)
もっとできたんじゃないか、ああしていれば、こうしていれば、ある種の後悔とも言えそうな考えが浮かんでこないわけではない。
だけど、そんな考えが浮かんでくること自体が、うまくいかなかったからこそ、と言える気がする。
だとすると、うまくいかなかったということは、本当の意味でうまくいかなかったということなのだろうか。
あれ? うまくいかないって何だ? もはや、わからなくなってくる。
起こって、過ぎ去った、その全てが「たられば」であり「ならでは」であり「だからこそ」なのかもしれない。
我ながら何を言ってるのか、よくわからない。
細かいネタみたいのはもっとわけわからず、浮かんでくる。
ネパール旅行1日目〜19日目までの投稿はInstagramの文字数制限に合わせて、2000文字程度になっている。
2000文字を超えるあれこれは、まだ僕の心の中にあって、いつか誰かに届けられるかもしれないし、このまま消えてしまうのかもしれない。
例えば、タメル繁華街にあった南インド料理店はつぶれたらしい。とか。
焦がしガーリックとブラックペッパーはインターナショナル説。とか。
そうこうしているうちに、成田空港に着陸。
約3週間ぶりの日本で、●●したいみたいな気持ちが不思議なほど無い。
成田空港の温かい便座は気持ちよかった。
カトマンズに比べると東京は人が少なく感じる。騒音も静かに感じる。
帰宅して、荷物の片づけ。
ネパールの匂いが物に残っていて嬉しくなる。
Facebookを交換したネパール人がHppyNeyYear2081と投稿してる。
今日もエベレスト街道にいるガイドさんから不意に写真が届く。
自分はエベレスト街道トレッキングしていたのか。
顔色が悪いのではなく日焼け止めで真っ白だったそうだ。
雪山みたいと言われたっけ。
滅多にできない体験を経て、僕は何か変わっただろうか。
それがわかるのは、先のことかもしれないけど、たぶん少しだけ変わった。
2025年の秋に再びエベレスト街道トレッキングに行けるように準備を始めよう。
それまでは大災害とか戦争とか、そういうの無しでお願いしたい。
この気持ちは変わらないでいて欲しいけれど、変わっちゃったらまたその時の気持ちで対応していくしかない。
暮らしは生ものだ。
追伸:
毎回長ったらしい2024年ネパール旅行の日記を読んでくださっている皆様
今回も2000字くらいになりましたが、今まさにここを読んでるあなた
本当にどうもありがとうございます!!!
自分自身のために書き残しておきたくもあるから、誰も読んでくれなくてもいいっちゃいいけど、やっぱり読んでもらえるのは嬉しいです。
あなたが読んでくださったことで、喜んでいる人間がここに一人います。
遅ればせながら、
お帰りなさい!
過酷な、でも、楽しそうな旅でしたね。
カレー好きな365カレーさんにぴったりな街、ネパールですね。
ダルバートやチャイが美味しそうで、食べたいなーと思いますが、たぶん私はネパール初日にお腹をこわすことでしょう。
私がよく行くネパール料理店で食べる事に致します。
(板橋区のマナカマナ)