2024年04月12日(金)
Chicken Set Thakali Thali @ PARU THAKALI KITCHEN(カトマンズ)
今日が今回のネパール旅行の最終日というのが影響しているのか、いつもより早く目が覚めちゃったから、整理をだらだら。
うがい、歯磨き、乳酸菌整腸剤、は毎日。
ホテルの朝食会場である併設のカフェへ。朝食チケットの雑なかっこよさともお別れ。
毎日3ラインジャージを着ている店員さんが今日もいる。
今日はブラックティーにしようかとも思ったけど「昨日と同じブラックコーヒーでいかが」と、昨日と同じのニュアンスに嬉しくなって、じゃあそれで。
食べ終えてから、今日はチェックアウトして日本に帰る、3日間ありがとう!と伝える。
彼のスマホを持ってきて一緒に写真。
昨日、刺繍屋さんに別れの挨拶をして「またネパール来たら寄ってよ」とか言われて以来、いちいち別れの挨拶をしたくなっている。
また会えたらいい。
部屋で荷物を片づけながら、本当にお世話になったトレッキングガイドさん電話。
彼は今朝はナムチェバザールにいた。また来るつもりだからその時もガイドを頼みたい!と伝える。電話でお礼を伝えられてよかった、技術の進歩にも感謝。
チェックアウトのため、部屋を出ると、お掃除係の人がいる。
実は昨日、トイレットペーパーの補充をして欲しい旨を英語で伝えようとしたけど通じず、Google翻訳の読み上げネパール語で試してみたら、トイレットペーパーを持ってきてくれて、なんか色々感動した。
それもあって、昨日はありがとう!さようなら!と伝えて、渡しそびれたチップを渡した。
Thamel Grand Hotelのフレンドリーなフロントにも挨拶。
飛行機は夜なので、荷物を預かっておいてもらうことに。
そして向かったのは、ミミさんに教えてもらって、僕の知る限りのネパール人の中で一番優しい声色のGoogleMapにも載ってないチヤ屋さんにも挨拶。
実は数日前にここに来られて嬉しくてミミさんにメッセージを送って、ミミさんから返事をもらって、その内容をこのチヤ屋さんのお二人にも伝えたくて、再び寄ることにした。
人を巡って人に出会う、そういう連鎖みたいなのは僕の大好物。
ラストダルバートはPARU THAKARI KITCHENのChicken Set Thakali Thali
この旅でも3/26にも来てて2回目だし、実はカレー三兄弟でマツコの知らない世界に出演した時にこの店で撮った映像が少し使われてたりする思い出の店。
絶妙に人懐っこくて、微妙に日本語を使ってくる店員さんが今日もいた。
コミュニケーションがうまくできないからこそ伝えようとしたりする。
それは欲張るのとは別の熱量だで、伝わらない前提だけど伝えようとする、伝わらなくてもいいけど届けようと試みる期待は健やかだと思う。
アサンの喧騒ともしばしお別れ。
今日もおいしいイケメンラッシーともしばしお別れ。
きっとまた来るぞ!
夕方、まだ空港に行くには早いので、今回のネパール旅行で三回訪れて、まったりさせてもらった喫茶店CHIKUSAへ。
近くの席に日本語けっこう話すおじいさんがいてゆっくり話したりして今日もまったり。
ここもまた訪れたいお店のひとつになった。
19:00に空港まで送ってもらえる約束の集合場所のホテルに行くが、旅行会社の人がいない。
先日ご一緒した日本人の方も一緒だ。
ちょっと困ってホテルの人に話したら、何やら電話とか色々してくれて、その人がタクシー捕まえてくれて、その人がタクシー代まで払ってくれて、空港まで行けた。
そのホテルにも泊まりたくなっちゃう。
今日はネパールの暦の上では2080年のいわゆる大晦日で、明日から新年で2081年なのだそう。
日中の雰囲気はあまりそういう感じではなかったけど、夜になったら何やら騒がしかった。
空港には大晦日に旅立つ人が溢れている。中には日本で働こうとする若者もいて、人生の節目みたいな旅立ちなのだろう。
スムーズに出国手続まで完了し出発まで2時間、と思いきや、delayアナウンスのため3時間半くらい飛行機を待つ時間。
待つのも悪くない。
名残惜しくないと言えば嘘になるし、寂しさもあるけれど、意外と小さい。
それよりも、なんていうか、日本で暮らしていくことのぼんやりした心配の方が大きい。
日本の暮らしやすさを実感したはずなのに不思議。
心配は心配でしかなく事実とは違うということもこの旅で実感しまくった。
好きな場所、お店、人、また行きたい、また会いたい。
またネパールを訪れる時、ネパールはどう変わっているのだろうか、僕はどう変わっているのだろうか、変わって欲しくない気持ちもありつつ変わらないなんてあり得ない。
それを確かめにまた来るとも言えるのかもしれない。
こんなことを言ってられるのも無事だったからだ。
忘れてない。
日本にも好きな場所、お店、人、また行きたい、また会いたい、がたくさん。それが叶う。
その前に楽しみな機内食も待っている。