2020年10月03日(土)(二食目)
ノンべぎ 南インドタアリ
芸術の秋
かどうかはさておき
ショペンハウアーか誰かが
「生きる苦しみから逃れる芸術体験」
みたいなことを書いてるとか何とか載っていた気がする
20年以上前の倫理の教科書
朝の長めのランニングだけでは
思考の自動運転モードを解除できず
芸術鑑賞に出かける決心
浜町の
ドイツパンの店タンネ
でやってる
パン屋と絵♯12
というグループ展に観に行った廣田智代さんの作品
作品から喚起される日常生活に埋もれがちなあるある
感じられるのは
着眼点や心象の表現力の非凡さ
なんでパン屋さんでやってるの?
っているのも気になりつつ
会場となっているパン屋さんから
ドイツパンのうんちくも聴かせてもらったりしたから
やっぱり芸術の秋
帰り道に
アムダスラビー(Amudhasurabhi)
東日本橋店に寄って食べた
「ノンべぎ南インドタアリ」(←メニュー掲載通り)
まずいミールスには
そもそも出会ったことない
ラッサムに
チャパティやプーリを浸して
だくだくで食べるのとか最高
サンバルは
豆の食感がかなり残っているタイプ
チキンは
メニューでは「チェットナード」のはずだけど
きっと違うのが出てきてる
そういう点において
だいぶアバウトでも
余裕で許せちゃうのはなぜだろう
けっきょく
おいしく食べられるから
かもしれない
そう
おいしい
日本人にとって
(少なくとも自分にとって)
昼のオムカレーも
このミールスも
両方とも「カレー」という括りで認識しちゃうのは
なぜだろう
食後にタンドリーチャイのぐつぐつを眺めながら
新たに湧いてくる疑問
きっと答えは無い
それでも能動的に考えよう
という気になるから
思考の自動運転モードを解除できるチャンス
ごちそうさまでした