人は、他人を守りたがるものだ。
防御は最大の攻撃なのである。
独りよがりには少なくとも三十人ほど必要である。
誕生の瞬間から死に始めることではみんないっしょ。死へ踏み込んでゆくか、死に歩み寄るか、死を尋ね歩くか、死に詰め寄るのか、それぞれ大違いだが。
自己中の最大の試練は、信じられないことに従って行動できるかどうか。
自己中の最大の苦行は、感じられることに反して行動できるかどうか。
臆病の最大の問題は、怖くて悲観的になれないってことなのだ。
記憶が記録に頼るようになったとき、過去が始まる。
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2010年5月28~5月29日
「言語表現」(土曜3限)受講生の作品へのResです。
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