フィクションが意外と窮屈なのは現実らしさを出さねばならぬから。らしさなんて考えなくていい現実は虚構より奇なり。
らしさなんて考えなくていい現実の男女はもちろん多様。TGとやらが生きづらそうなのはジェンダーに合わせなきゃだから。
●エッセイ(というよりコラム)
「LGBT支援のための前提条件――各自治体の条例や制度の骨子案に対し、回答要求すべき質問5ヶ条」
女性スペースを守る諸団体と有志の連絡会=編著『LGBT異論 キャンセル・カルチャー、トランスジェンダー論争、巨大利権の行方』(鹿砦社、9月)pp.115-116
厳密に言って、女性願望の男性は確かにいるでしょう。子どもを産みたいと願う男が。
厳密に言って、女性自認の男性も確かにいるでしょう。自分に子宮があると信じる男が。
だから厳密に言えば、トランスジェンダーなんて存在しません。MtFなんて存在しません。何から何にトランスと言いたいのですか?
男は犯罪者とは限りません。でも念のため男は全員女性スペースに立入禁止。
無害を自認する男も念のため立入禁止。
無欲を自認する男も念のため立入禁止。
無垢を自認する男も念のため立入禁止。
無菌を自認する男は念入りに立入禁止。
女性を自認する男はとりわけ立入禁止。