三浦俊彦@goo@anthropicworld

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阿呆理詰日記4274

2013-04-30 02:08:00 | アフォリズム日記
全てを知る神なるもの、この上なくご苦労な存在だろう。
全能でありながら自らの知を消去できぬ神なるもの、この上なく不幸な存在だろう。


幸運と不運があるのではない。運との相性があるのでもない。運との縁が結ばれるでもない。運への勘が働くでもない。運の案を立てても仕方ない。運への番が回ってくるでもなし。運への門などありっこないし。運の段など上れようもなく。運に願をかけるのはかぶってる。運の弦が鳴るでもなし。運に恩を感じようもなく。運が範を示せるはずもないのでは。運を天に任せてはならず。運について論を立てても無駄である。運への禁を犯すのみ。


S極がM極に転じるのではなく。極Mが極Sを演じているのであり。


優しさを求めるなら、優しく求めなければならない。優しく求めるつもりなら、求めに優しくなければならない。


忙しいときには急ぐ必要はない。暇なときには怠けない方がよいのと同じく。


ふさぐべき傷もあれば、保つべき傷もある。ひけらかすべき傷もあれば、掘り返してなんぼの傷もある。


愛を育むものといえば愛の行為だけであり、愛を阻むものといえば愛の観念だけである。



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  2013年4月26日~4月28日
「言語表現」(月曜4限)受講生の作品へのResです。
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