トランスゆえにインセル――当事者@苦悩へ「意味が分からない」とアライさんキッパリ。支援もお仕事になると同情共感は禁物とか。
多様な性? 人の数だけ性がある? だったら「個性」だろ? あくまで「性」って言いたい? 個を無視して性のことで頭がいっぱい。
「性同一性障害特例法を廃止せよ」という声は、性自認尊重側からも性自認否定側からも叫ばれていますが、後者の主流(というか大半)は、「特例法ですでに性別扱い変更した人たちの性別扱いを元に戻せ」という主張を含んでいる――なんてことを最近聞きました。
本当ですか?
そんな無茶なことを主張しているとしたら、相手にされないのも当然ですが。
曲がりなりにも市民活動を展開するほど自覚的な人々の中に、そんなトンデモ主張をする輩がいるとは(ましてや大多数だとは)信じられないのですが。
特例法は廃止できても、無かったことにはできませんよ。
そのへん活動家の現状に詳しい方、教えていただけると幸いです。
最高裁の暴走に直面した現在、特例法廃止(今後の性別変更は禁止)という道しかないと考える私としては、上記「性別戻せ派」と同一視されると大迷惑なので、本当に「性別戻せ」なんて言ってる輩が存在するのか、ぜひ知りたいところです。
異性の恋愛感情って、絶対実感できないかも。でも近似する説明法はあります、男→女の💛は。犬や猫見て「かわいい!」ってなるでしょ。あれに限りなく近いです。で――、女→男の💛はどんな?
●対談(再録)
「思想は宇宙を目指せるか」『宇宙・動物・資本主義 稲葉振一郎対話集』(晶文社)pp. 327-365 (初出 『現代思想』2017年7月号)
●増刷 (は報告してきませんでしたが これは「復刊」と大々的に宣伝されたとのことなのでここに)
『虚構世界の存在論』(勁草書房)6刷