三浦俊彦@goo@anthropicworld

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『論理パラドクシカ』(2月末刊)

2011-01-27 19:47:00 | 活動メモ
●アンケート
『出版ニュース』2011年1月号 「今年の執筆予定」

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 春に二見書房から、パラドクス問題集を刊行。『論理パラドクス』『論理サバイバル』『心理パラドクス』に続く第四弾。(一昨年上梓した応用編の『戦争論理学』も入れると第五弾)。今回は九十三問収録。四冊合わせると、哲学・論理学・数学・自然科学・社会科学・芸術などから合計四百一個のパラドクスを紹介したことになる(少数のオリジナル問題も含むが)。我ながらよくもこれだけ収集できたものだと思う。「三冊分の残りものだから有名問題は残っていないだろう」と言われそうだが、全然そんなことはない。今回初めて取り上げた問題には「EPRパラドクス」「シュレーディンガーの猫」「不確定性原理」のような超メジャーな物理学的問題が含まれるほか、「クオリア」「量子自殺」「ジェンダー・パラドクス」のような新しいパラドクスも論じた。さらには、「レム睡眠」「エディプス・コンプレックス」「うさぎ-あひる図形」「ホメオパシー」など、パラドクス的と考えられてきた有名トピックも立項してみた。結果として、四冊の中で最も充実したラインナップになったと言っていいくらいだ。
 このパラドクスシリーズについては、「索引がないのが不便」という読者の不満が聞こえていたので、四冊分のパラドクスすべてを巻末に五十音順に並べ、アフォリズム風の解説を付けた。この索引と四冊の本文を合わせれば、世界に比類なき〈パラドクス大事典〉を誇示できることは間違いない。自信作である。タイトルはこれまでの流れから『哲学パラドクス』とでもしたいところだが、『新・論理パラドクス』のようなものを営業から要請されるかもしれない。
 探せばまだまだ重要なパラドクスが見つかる可能性があるが、次はそろそろ、既成問題よりオリジナル問題をメインにした問題集を世に問う頃合だろうか。
 その他には、「社会問題集」の類を中途まで執筆中(二見書房)。そのほか、フェイクドキュメンタリー論、フェティシズム論、人間原理の哲学などを準備中。その種の深入り系はどこで出版できるか未定ですが。
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 *本書のタイトルは
『論理パラドクシカ――思考のワナに挑む93問』 に決まりました。

 本書の索引(4冊分)はここをご覧ください。