三浦俊彦@goo@anthropicworld

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阿呆理詰日記4421

2013-09-24 00:08:00 | アフォリズム日記
壁を叩きつづけていれば、いつか床を踏み抜くことができるかもしれない。


アクションがリアクションを求めるように、フィクションはフリクションを念ずる。


制度の中に自由はない。制度の外に自由はありえない。


おれがおれが の個性主張を序章に、われもわれも の没個性終章へ


駄菓子と言われるとおいしそうに感じる。地菓子と言ってみるとおいしそうに感じる。厨菓子と書いてみるとおいしそうに感じる。出菓子と打ってみるとおいしそうに感じる。土菓子ってつもりで作ってみるとおいしそうに感じる。


難なく生きてゆける世の中は、何となく生きにくい。


「生まれてきたことは、不幸」。……そう語られると、心配。そう悟ったなら、安心。
「生きていることは、幸せ」。……そう言ってみただけなら、安心。そう言い聞かせているなら、かなり心配。


無知こそ幸福に近づくための条件であり、機知こそ幸福に達するための条件である。
狡知こそ幸福をつかむための条件であり、未知こそ幸福を保つための条件である。


空の青に憧れ、夕日の赤を好み、新緑に和み、虹が出ればはしゃぎ、にもかかわらず酔えるのは黄金の輝きに対してだけで、何事も白黒はっきりしないと不安なのに、グレーゾーンにあるものだけを信じ、あらゆる蛍光色を避けて自らの透明化を望みながら、色目でしか色気を表わせないタイプ。



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  2013年8月8~9月22日
「言語表現」(月曜4限)受講生の作品+αへのResです。
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