ウッドデッキは、縦張りと横張りはどちらが良いかをよく聞かれますが、
通常はどのエクステリアメーカーも縦張りが標準です。
これはデッキの奥行きはほとんどの場合は3.6mまでですが、
間口はかなり大きくなる場合がよくあります。
この時に縦張りであれば床下で構造材をジョイントしますので床板をつなぐ必要がなく綺麗に仕上がります。
又縦張りの場合は床下の大引きは建物と平行になりますので、
大工さんが工事をする時に窓のサッシを基準に平行をとることができ、作業が楽になります。
これに対してアメリカやカナダの場合は、
デッキの床下構造の関係から基本が横張りとなります
(詳しい説明をご希望の方は弊社のサイトにお問い合わせ下さい)。
つまり横張りか縦張りかの差はデザイン上の問題ではなく、
施工上の都合の要因が大きいと言うことです。
キットデッキの場合は間口が長い場合は、床板をジョイントしなくて良いので縦張りをお勧めしますが、
そうでない場合は、組み立て上は縦張りも横張りも作業的には変わりませんので、どちらでも問題ありません。
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