プレミアムフライデーらしい。特別な金曜日…か。そういえば昭和の時代にハナキン(花の金曜日)という言葉があった。週休2日が始まって、さぁ金曜は遊ぶぞ!みたいな雰囲気、バブリーな消費の時代に生まれた言葉かもしれない。
それに比べると無理やり押し付けられたような感じがあるプレミアムフライデーという言葉…。私は押し付けられたのも、気づかなかったレベルで、今日帰宅した妹に聞いて知った。今日から始まったらしいね。公的な機関に勤める妹も普通に遅かった、何でも上層部からメール「プレミアムフライデーですから早く帰宅するように」があったらしいが…。まぁ実際無理らしい。仕事がたまるからね。私の会社でも3時に社員が早退なんて、全くあり得ないんですが。
それにしても、残業するなとか 早く帰宅して色々なものを買って消費しろとか 本当、余計なお世話だ。そんな世話をやく暇があったら、もっと必要なとこに世話をやけ、 私には関係ないし と言いたくなるのは私だけだろうか。そもそも「それって…どうなの?ちょっとズレてない?」と思った。
プレミアムフライデー気分を味わった人は、総労働人口のうち 何%ぐらいあるのか?10%にも満たないような気がするけれど。
「大型連休になりました、GWに海外で過ごす人たちが…」と、人でごった返す空港を映すニュースもそうだが、実際GWでも家でゴロゴロしている人のほうが圧倒的に多いはず。プレミアムフライデーの恩恵にあずかる人達とGW海外で過ごす家族連れとは、ニュース的に同じ階層レベルに位置するような気がする。
派遣社員のような、時間給で働く人達を無視しているし、中小企業やシフトのある過酷な労働条件で働く人 そういった方達は全く無視したプレミアムフライデー。格差社会の上の階の方達を躍らすプレミアムフライデー。
3時に帰宅していなくても、月末で給与をもらったし、なんだかニュースを見てデカい気分になって週末散財したら…「負け」だなと庶民の私は思ったね。