おはようございます。今朝は雨で静かだし久しぶりに一日自分の時間に費やせるので嬉しいなぁ。快晴だと、どこかに出かけたくなったりお掃除したくなったり、と気持ちまで焦りや慌ただしさを感じるけれど、ザァーザァー降る雨の音は何もかもシャットアウトしてくれるので、気分が落ち着く。ということでブログを更新しようと思ったわけだけど、何を書こうかな。ともかく久しぶりなので、キーがスムーズに打てないwwwこれではダメだ。早く打つという初心に戻って長文のブログを書こう。
先日このふざけた乳がんブログにありがたくも コメントを頂き大変感動した。全く更新していないけれど、読者数が常に一定なのは、やはり乳がん記事のおかげだろう。おかげという言い方は おかしいが現実にそうだと思う。私も乳がんになった時、そりゃもうあらゆる記事を探したから。ただ結果からというと 100本ブログ呼んでも ある意味役に立つ記事は1割ぐらいじゃないかな。というのは、個人の症例がとにかく色々だから、自分にあてはまるものがなかなかない のである。それに突き詰めれば 身体の状態というのは個人差が常にあり、例えば抗がん剤をやっても 全く後遺症を感じない人から入院する人までという具合に 自分をあるパターンにあてはめることは出来ないのだ。これを悟ったのは治療が終わってからwなので、もっと早く気が付けば良かったなぁ。ただこういう闘病ブログを読むことで治療を頑張っている人が他にもいるんだなという気持ち、メンタルの部分で落ち着くし、そういった心の安定を求めるために活用するのはいいかと思う。自分のメンタルが、ブログを読むことで落ちたり 嫌になったりしたらそういったものと一切関わらないほうがいい。こんなことに 自分の気を使ってはもったいないからだ。
術後3年目の検査を4月に控えているわけだが、1年休職した後、現在週50時間働いている、一日ほぼ立ちっぱなし、動きっぱなし。それでも前よりはかなり負担を軽くしてもらったので会社には感謝している。一日歩き回ったりする。健康な人でも、かなりの覚悟がないと私の年齢では、お勤め出来ないと思う。本当に身体を使う仕事なので。3年目を迎えてこうしたガンサバイバー(私はこの言い方が好きではない。女優の南果歩さんがもう少し洒落た言い方を考案されたが、忘れてしまい仕方なく使っている)が全国各地にいるわけだが、職場で無事復帰して現在なんの不満もなく働いている方は何割くらいいるのだろうか?この3年目は結構きつく、私も気持ちが落ち込と職場を辞めたくなる。辞めないのは生活がかかってるからで、もし私が結婚して旦那様がいて「もう働かなくてもいいよ」と言われたら即刻会社を辞めているかも、しれない。また同じようにな病気をした方が私と同じように働いていたら 「やめたほうがいい」と言うと思う。じゃあ、働かない方がいいのか?と聞かれたら いいも悪いもなく本人が決めることなのであしからず。職場にもサバイバー同僚がいるが、みんな私と同じように頑張っているし、お互いに愚痴れる。でもそんなに話すわけじゃないけれど。お互い黙って気遣うのだ。それに働くと気がまぎれる ほかのことに集中出来る時間が与えられるのもいい。おかしな話だけれど、会社で働いていたほうが気が楽な時がある。家のタスク処理は自分の都合で決められず、つねに他人の意向に合わせて調整しなくてはいけないから。会社だと自分の優先順位で処理出来て、普通に仕事していても「ありがとうございます」と感謝されるから。あれっ仕事のほうが好きかもしれない(笑)
こういった環境で働けるのは それまで会社で働いてきたからという自分の土台があるからで、もし土台がなかったら 大変な思いをしていたと思う。自分の居場所の土台を作るって大事で、それが物質的な面にしろ精神面にしろ、それがないと生きていけないもの。ガンサバイバーが働く場合、それまでの土台を生かせるのか、あるいは新しく作るのか、そういった局面にいるわけで。私もそうだが、給与も少なくなるし色んな覚悟がいる。がんになる、ならないに関わらず 生き方の問題。ガンサバイバーからも税金を徴収しなくてはならず、お国もどんどん死なない程度に働いてというスタンスを明確にしている。ガンになってもすぐ亡くなる方もいるが、結構長生きするのかもしれない。うちの両親のように。そうなるとやはり働かなくてないけない、働けるうちに。もし再発したらとたまに考えるけれど、無治療でいき、死んだら死んだでそれでいいかなと思う時もあるけど、やっぱり治療するのだろうか それは嫌だな身体に負担がかかるしお金もかかるし(笑) まぁ考えて仕方ないかなと思う日々。