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2023年ミュンヘン旅行(その4)

2023年10月27日 | 2023年ミュンヘン旅行

ミュンヘン2日目の続き、ニュルンベルクに到着してから。

ニュルンベルクの街の中心街はそんなに広くないので歩いて回れる。駅が観光地域の一番手前で、一番奥のニュルンベルク城に向かって道が続く。

駅を出ると直ぐに目につくのが丸い塔、そこは職人広場と言われるところ。ハンドクラフト職人が集まっていたところだが、今は民芸品売場やレストラン街、観光案内所がある。10時前でまだ店は開いてなかった。

そして通りに沿って道を進んでいくと聖ローレンス教会に着く。

さらに進むと川があり橋がある。ここがNHKでも出てた人気スポット。川から見える建物がドイツ語で精神ヒーリング病院と直訳できる施設だがNHKでは老人ホームと言っていた、中には入れない。レストランにもなっている。

歩いて進むと中央広場とブラウエン教会に出る。ここが一番の中心地。広場に「美しの泉」という奇妙なオブジェがあり、鉄柵に一つのリングがはめてありこれを触って3回回すと願い事が叶う、とNHKでも取り上げていたが、これだと言われないとそんなリングは全く分らない、が見つけて3回回した。


(この小さい塔のようなオブジェの鉄柵に一つ輪がついている)

さらに奥に進むと市庁舎やソーセージがうまいレストラン(あとでここで昼食をとった)や教会があり、そこから先の上り坂を行くと、一番奥にたどり着く。そこがニュルンベルク城(カイザー・ブルク)だ。城の上まで昇って市内が見渡せるところがある。有料で博物館などに入れるが時間がかかりそうなので見なかった。

その城のふもとに画家の「デューラーの家(美術館)」があるので入ってみた。16世紀のドイツ・ルネッサンスを代表する画家だが、この時代の絵にはあまり興味がわかない。地元出身の有名画家なのでざっと見た。中で説明を読むとデューラーの絵はミュンヘンその他の都市に奪われていって地元にはあまり残っていない。あるとき現保有者から借りて画家が模写して、その模写を何枚も展示しているとある、もちろん地元に残っている本物も展示している。一番有名な絵はあとで行くミュンヘンのアルテ・ピナテコーク美術館にあった。

ここから折り返し、ブラウエン教会付近まで戻り、ブラートブルストホイスレと言うニュルンベルクソーセージで有名らしい店に入り、昼食をとった。混んでいるようだが、待たずに入れた。ヴァイスビールと人気のソーセージ、店員お勧めの豚肉のアイスパイン(煮たもの)を食べた。

そこからまた川のふもとあたりに戻り、朝渡ってきた橋以外の付近の橋を渡ってふもとの街並みを見て回った。NHKの放送でも紹介されていたあたりだ。

そんなことをしていると、もうだいぶ疲れてきた。朝から歩きっぱなしだからだ。予定では駅の反対側から電車でちょっと行ったところにあるナチス党大会会場跡や野外集会所ツエッペリンフェルトなどにも行ってみようと思っていた、また、オペラ座や博物館などもあるけど、無理だと判断してやめた。15千歩以上歩いているからだ。

疲れ果ててニュルンベルクの駅に戻り、予約しておいた17時過ぎの急行でミュンヘンに戻った。

今夜の夕食は駅地下の肉屋併設のイートインスペースで簡単に食べたが、おいしかった。



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