花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

ジンガサゴケ(鵜原理想郷3/6)

2021-04-02 | 房総半島
緑色の丸っこいかたまりが目に留まりました。これはなに?

斜面にいっぱいコケかなにかが・・・




大きくしてみたら! なんとなく形が見えてきました。こんなことになってる~


調べてみるとこれは「ジンガサゴケ」ではないかと♪ 初めての出会いに頬が緩みます。
右のほうにアマナみたいな葉がありました。





 ※「ジンガサゴケ」丸いのは「雌器床」あるいは「雌器托」というそうです。
  やがて丸かった雌器床は「ヒトデ型」になる  全国で普通にみられるそう
  4月の中旬になると陣笠の柄が長く伸びてくる 
  4月下旬には陣笠の下につく胞子嚢が真っ黒で丸くなり 外からも確認できるようになる
  胞子のようすを顕微鏡で観察すると とさか状の縁のついた胞子と弾糸が一緒に見られる
  弾糸はらせん状の模様が入っていて光をあてると乾燥してうねうねと線虫のような動きをする 
  この動きで胞子を遠くまではね飛ばす※
  などと「なかなかさん」の「植物ルーム」で説明されていました。 
  ややこしくて呑み込めそうになくても 記録として載せておきたいです。


赤茶色や緑色の葉っぱのように見えるのは「葉状体」というそうです。
葉状体の上に丸い雌器床が乗っている






ジンガサゴケ  ジンガサゴケ科 ジンガサゴケ属
もしも近くにあれば陣笠の下にできる黒い胞子嚢を見てみたいものです。