不幸な人

私立受験反対派の小学校の担任が、昨日、受験組の子供たちを集めて
「区域外就学申請書を出したのに、どこに行くのか報告しないのは失礼だ」と
イヤミたらしく説教したらしい。

子供が申請書をもらいに行ったときに「どこに行くんだ？」と自分から聞けばいいことだと思うけど？
何も聞かずに書類だけポイと渡された子供たちは、特に聞かれないから言いもしなかったらしい。

希望の学校に受からなかった子もいるし、受けたくても受けられなかった子もいるかもしれないから、
どこに受かったとか、どこを受けたとか、学校で話題にしてはいけない！と親から言われて、
その言いつけを、しっかり守っていた子もいたかもしれないのに。

子供だって、これまでさんざん「受験するヤツラ」とか呼ばれて嫌な思いさせられていれば、話もしたくなくなるわよね。
しかも受験終わってずいぶん経つのに、今頃言うのも、なんなんだよ！
進学先を知っておく必要があるなら、その旨、個人面談とかで親に言えばいいじゃないの。

それにしても、ほぼ全員が、どこに進学するか、先生に報告していないなんてねぇ。
子供が話しかけたくない先生って・・・ある意味、不幸な人だと思う。