ご贔屓御三家でいくぞ・・京成杯

2019-01-14 10:37:25 | 競馬むちゃ振り
扇醉ひとり誤知流(ごちる)

  同じ柳の下に泥鰌は二匹いなかった日経新春杯
  新聞の深読みはいいが競馬の深読みは良くなかった日経新春杯

今日の京成杯には拙者のご贔屓御三家の血統馬が2頭出走する。
今日はよそ見することはないだろう。

⑤ランフォザローゼスと⑨シークレットラン、ともに祖母に名牝ダイナカールを持つ。
ランフォザローゼスの母はエアグルーヴ、シークレットランの母はエルフィンフェザー、よだれが出そうな配合だ。
馬単⑤=⑨これ一本だ。

   :::::

昨晩、別荘での風呂の帰りに寄り道した「居酒屋ポン太」で読んでいた詩集でこんな詩に惹かれた。

     蠟燭

   置いてきてしまったあの家の
   机の上で 一本の蠟燭が燃えている
   蒼く沈殿する記憶から
   突きぬける夢の先端

   砂時計は上へ流れる
   やがて焔は 階段に 踊り場に
   燃えうつり 燃えさかり
   時のない世界を刻みはじめる
 
「蠟燭が燃えている」は私の記憶を含めた私自身の内部の焼却を象徴している。
階段も踊り場も記憶の像を留めるものは燃えカスとなる。
しかし家は燃えずに残っている。家という私の現実は消し去ることはできない。
冒頭の「置いてきてしまったあの家」がこの詩の哀惜のオブジェとなっている。
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