No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

刻の停まった場所

2021-02-26 | 街:秋田



廃業した洋服店。ショーウィンドーが、そのまま残されている。内部には、舞踏会のような服を纏ったトルソー、帽子とスーツが決まったダンディな男性マネキン、海亀の剥製が残る。まるで刻が停まった、いや封印されたような場所だ。僕はここが好きで、よく写真を撮る。今回は「ビゾフレックスTyp020」というライカの外付けEVFを導入したので、そのテストで撮影した。その件は後日に触れるとして、本当に素敵な場所である。

LEICA M10 / SUMMILUX M50mm ASPH


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2 コメント

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店主の矜持 (ダム)
2021-02-26 07:08:48
此処はかつて、にぎわいある街だった。
そこで私(店主)は長らく、商いを営んでいた。
営みは途切れたが、商いは忘れないし色あせることもないのだ…。
という様なメッセージを受け取りました。
僕の街にも、ロクさんが今回切り取られた写真と同様の光景が残っています。
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ダムさん (6x6)
2021-02-27 06:57:25
全くその通りだと思います。
この廃業した店を残す理由は、それ以外にないと思います。
状況とかではなく、店の前に立つとそう感じます。
都会では、すぐに解体されますが、こういう余韻も良いですね。
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