群馬県太田市に行くのは家人の希望で、目的はそこにあるスバルの群馬本工場を見ることだという。いや多分違う。本工場前にある伊勢屋さんというお菓子屋さんで、スバル最中を買うことだと思う。伊勢屋さんが製造販売するスバル最中は、元々は富士重工業の健康保険組合の記念品としてオーダーされたことが始まりだ。それ以来、半ば公式菓子みたいな形で現在まで販売され続けている。店舗は群馬本工場の正門の真前にある。今では世界的大企業となったスバル。町の小さなお菓子屋さんの提携は、心温まるエピソードだと思う。
我が家には2台の車があるが、どちらもスバルの4WD(AWD)である。世の中では、スバルに乗るユーザーは、そのロイヤリティの高さから「スバリスト」と呼ばれる。でもはっきりしておきたいのは、僕はスバリストではない。あくまで北国(雪国)特有の事情も絡み、スバルのクルマに乗っているのである。もちろん自分のクルマは気に入っているが、自動車メーカーに対して盲目的な愛情は持っていない。これはカメラに対しても同様だ。ライカや富士フィルムのカメラを使っていて、メーカーの成り立ちに敬意を持っている。自分のカメラも大好きだ。だが盲目的な愛情までは持っていない。僕はそういうタイプの人間だ。ただし家人は事情が異なるようで、自分のことを「スバリスト」と呼んでいる。正直、最中が特別好きなわけでもないし、こんなことの為にわざわざ群馬まで行くのも躊躇われた。そこで折り合いをつけたのが、近くの太田駅の町並みが素晴らしいことだった(昨日掲載済み)。まあとにかく、お菓子もろもろを買ってきた。包装紙が渋いし、スバルのクルマの歴史を紹介する小冊子まで入っていた。家人も喜んでいたので、良しとしよう。
スバルの最中の紹介ありがとうございます。初めて知りましたが、ユニークで、地元愛、スバル愛が溢れている商品のようですね。
太田市には「Km Blue」というジャズ喫茶があり、2~3回訪れていて、お気に入りです。次回は、是非伊勢屋さんで最中を買い、やはりスバルの工場の近くにある「Km Blue」で珈琲を飲んできたいと思います。
僕はホンダの車に乗っていますが、長野県内でもスバルに乗る人は多いです。たまに乗せてもらうと、安定感があって、優れていると思います。
優しさに溢れています
スバル 車のこと とたどり着くまで数秒を要しました
ダイハツとホンダが私の乗った車です(笑)
最中 企業と和菓子屋さん 微笑ましい連携です
太田市 私はイルミネーションと芝桜だったかなぁ 頭の中の訪問地が最近 ごちゃ混ぜになりそうです
スバル最中は、ミュージアムのショップなどでの販売かと思っていましたが、こんな懐かしい感じのお菓子屋さんなんですね。
BLレガシィの包装紙、渋いですね。
横にあるお赤飯にも惹かれます。町のお菓子屋さんらしくて。
私も、自身ではスバリストの自覚はないですが、太田市の工場に一度は行きたいと思っているあたり、素直に認めたほうがいいんでしょうね。
車に限らず、開発ヒストリーとか大好きなので、モノづくりへの尊敬の念がベースにあるんだろうとは思っています。
凄い…! 好きな方は反応しちゃうんじゃないでしょうか。
終戦日が近いので、スバルネタをひとつ。
(ご存知でしたらごめんなさい…!)
中島飛行機時代、終戦に伴い残りの飛行機は全て破棄するように…
と命令が下されたそうなのですが、
命がけで技術を磨いてきた当時の技術者達は、どうしてもそれが出来ず、
ひっそりと敷地内に埋めて隠したそうなのです。
そんな事はすっかり忘れ去られていたそうなのですが、
本工場の敷地内、大工事に伴い大掛かりに掘り返した際、
その飛行機(技術の結晶)が出てきたのだとか…。
その技術者達の熱き想いに、感嘆したのでした!
以前広島旅行をしたさい、地元マツダのもみじまんじゅうを見つけましたが、あれは箱だけでした・・スバルのほうが上ですね👑
(ななもりうぃるままさま←で合ってるかな?のコメント、ふと目に入りましたが、グッとくるエピソードですね🎵)
「Km Blue」、次の機会(あるのだろうか?)があれば是非寄ってみたいです。
暑かったので、アイスコーヒーとジャズでで涼めば最高でした。ちなみに普段ジャズ喫茶では夏でもホットコーヒーですが、太田は暑かったです。
「Km Blue」は、秋田横手の「tempo」
と雰囲気が似ているようです。こちらは不定期営業になってしまいましたが・・・。
追伸:静岡出身なので、いつかは本田宗一郎のクルマと思っております。
嫌や嫌や妥協いますから(笑)。
かつての富士重工業は、株式会社SUBARUになりました。工場内に博物館ギャラリーがありますが、コロナ禍で公開は停止中で残念でした。
これで群馬は終わりで、栃木に向かいます。
本当は前橋とか、色々行きたかったです。
写真を載せ忘れましたが、普通の最中(BL5)が一番美味かったです。
一枚目の横断歩道を渡れば店があります。本当に普通のお菓子屋さんで、逆に驚きますが、スバリストが何組も買い物に来ていました。
中島飛行機が、富士重工業とプリンス自動車に分割されなければ、日本の自動車史も変わっていたと思います。
一方で、お菓子屋さんとのエピソードみたいな話もなかったかもしれません。
スズキのバイクに「隼」がありますが、隼と疾風はスバルが商標登録して発売しろよ、と思います。
スバルのクルマは、正直「えぇーー??」とい所もありますが、技術に込められたロマンが良いですね。
って、僕もスバリストでしょうか?
最下段は「てんとうむし」の愛称で親しまれたスバル360のお菓子で、中身はピーナッツクリーム入りです。
サブレーは現代風のものではなく、昔の味がしました。最中は正統的でした。
大手のライセンス凄惨ではなく、町の小さなお菓子屋さんが作っているところが良いです。
追伸:すでに3分の2は家人が食べてしまったようです。
群馬県太田市がSUBARUの企業城下町的な様子も在る旨は聞いていましたが、この記事の菓子は初めて聞いて、そして写真を初めて拝見で驚いています。
実は自身が幼少の頃、親父殿の愛車が<スバル1000>であったと記憶していて、箱に入っていると見受けられる歴代の自動車の紹介を興味深く拝見しました。
興味深い情報を含む記事に感謝!
でも町の普通の(?)のお菓子屋さんが、準公式扱いのお菓子を販売している、それも許可がないと不可能な領域のお菓子。
想像以上でした。スバル1000のお菓子は見つかりませんでしたが、最下段は「スバル360」のお菓子で、金型はずっと同じらしいです。