No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

とにかく米が美味しいレストラン

2023-10-23 | 街:秋田




秋田県美郷町の「道の駅美郷」である。すぐ南側に「後三年街道」が走り、横手市と接している。後三年の役の古戦場もすぐ近くである。また道の駅に隣接し、アウトドアメーカーの「モンベル」の大型直営店が営業しているなど、田舎の割に充実した地域でもある。

さて、今回はここでランチを食べた。「みさとのごはん」という店で、文字通り「ごはん=米」を主役にしたレストランである。僕が注文したのは「釜炊き銀シャリ御膳」であり、一人用の釜でご飯を炊いて提供される。おかずは品数、ボリュームとも絞られているが上質なものだ。ご飯そのものの味を楽しめる趣向であり、足りない方には追加オプションも豊富にある。これで確か950円だったと思う。僕は通常の味噌汁を、300円払って芋の子汁にアップグレードした。米は「秋田こまち」と「サキホコレ」を選ぶことが出来る。今回はサキホコレをチョイスした。炊きあがりの関係で、30分弱の待ち時間が掛かった。待たされた分、炊きたての御飯は強烈に美味かった。もうおかずがいらないとは本当のことで、いぶりがっこ(タクワンの燻製的な漬物)だけでオーケーだ。芋の子汁も過去に何度か食べたことがあるけど、こんなに美味しいものは初めてで衝撃的だった。正直、僕は米には冷淡な方で、無ければ無くて良いし、パンを主食にしても構わない。でも今回の米は単独でも美味かった。更にそれを引き立てる「おかず」たち。道の駅で、こういうご飯が食べられるとは思わなかった。なお、炊きあがりまで30分も待てない方も心配いらない。「白米御膳」という普通の釜炊きご飯(これも美味しい思う)のメニューもある。

食の贅沢というのは、高価な食材、珍しい食材、手間の掛かった食材だけでなく、シンプルな本物という切り口もある。奥深い世界だと思った。

GRⅢ

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4 コメント

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Unknown (azutoro)
2023-10-23 07:28:00
行ってみたいです✍️
ご飯が美味しければおかずは要らないですね🍚ご飯が美味しいとそれだけで幸せです😊
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こんにちは(^^♪ (のり)
2023-10-23 11:13:45
「食の贅沢はシンプルな本物という切り口もある」・・・たしかにそう思うことが多くなりました。
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azutoroさん (6x6)
2023-10-24 05:56:46
待ち時間30分(実際には20数分)。それだけの価値がありました。
写真では、おかずが寂しそうですが、これで十分。というかこれ以上あるとご飯の邪魔になるとさえ感じました。
都会と異なり、殆ど並ばず、内部もゆったりしているのでオススメですよ。
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のりさん (6x6)
2023-10-24 05:59:33
僕なんてまだ門前の小僧で、見た目の豪華さ負ける人間です。
それでもシンプルな贅沢さを感じ始めました。丁寧に炊いた米とか、新鮮でキチンと育てた野菜とか・・・。贅沢ですよね。
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